OP戦9打数6安打のヤクルト・古賀優大(明徳義塾出身) 打撃力開花で一軍定着なるか?!
ヤクルト・古賀優大(明徳義塾出身)
ヤクルトの高卒4年目の古賀優大(明徳義塾出身)は7日、7回に嶋の代走で出場すると、8回の初打席で2点タイムリーツーベースを放ち大きな存在感を見せた。
8回からロッテのマウンドに上がったのは、守護神の益田直也(市和歌山商出身)。先頭の西田明央(北照出身)がセンター前ヒットを皮切りに二死満塁のチャンスを作ると、途中出場の9番・古賀に打席が回る。
1ボール1ストライクからの直球を右に弾くと、打球はライト線への2点タイムリーヒットとなり、開幕1軍へ猛アピールを見せた。
明徳義塾時代の古賀を振り返ると、二塁送球1.8秒台の強肩に加え、リード面でも巧みな配球を見せるなどディフェンス力の高さが際立っていた古賀。
その一方で打撃は、無駄のないスイングは出来てはいたがインパクトの強さがなく、木製バットになった時の苦労も予感させる選手だった。
だがプロ入りから4年が経ち、体に力もついてきて徐々にプロのボールにも振り負けない強さが感じられるようになってきた。
オープン戦は途中出場が多いが、それでもここまで9打数6安打とインパクトのある結果を残しいている。まずは1軍に定着して、シーズンでも存在感を発揮していきたいところだ。
(記事=栗崎 祐太朗)
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