オープン戦では攻守で躍動!吉川尚輝(中京出身)は巨人不動の二塁手になれるか?
吉川尚輝(巨人)中京出身
巨人の中で毎年ウィークポイントと呼ばれるのが二塁手。その中で心技体が万全ならば一番手・吉川尚輝(中京出身)だろう。プロ2年目の2018年に92試合に出場し、4本塁打、29打点、打率.253に終わったが、抜群の脚力を生かした、守備範囲の広い二塁守備は中京学院大の先輩・菊池涼介(武蔵工大二出身)に負けないものがあった。
しかし故障に苦しみ、昨季は11試合に出場にとどまった。だが、キャンプ、オープン戦での活躍を見ると、打撃も非常に鋭いスイングを見せており、引っ張りだけではなく、逆方向にも鋭い打球を飛ばすことができている。
3月1日の東京ヤクルト戦では豪快な先頭打者本塁打を放ち、結果を残し、評価を高めている。ライバルは多いが、この1年、レギュラーとして守り抜けば、一流野手と呼ばれる存在になるのではないだろうか。
連覇へ向け、大きな原動力となっていく。
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