ブルペン投球だけで注目を集めた佐々木朗希(大船渡出身)と奥川恭伸(星稜出身)の怪物ルーキーたち
ブルペン入りが話題になった佐々木朗希(左)と奥川恭伸(右)ともに高校日本代表時
プロ野球はほぼ全球団がキャンプが打ち上げに入っている。
その中でブルペン投球だけで野球関係者を驚かせた高卒ルーキーといえば、千葉ロッテ1位・佐々木朗希(大船渡出身)と東京ヤクルト1位の奥川恭伸(星稜出身)だ。
佐々木は吉井理人投手コーチの厳重な管理のもと、キャッチボールから始まり、段階を上げて強度を上げてきた。
そして2月13日に初ブルペン。多くの報道陣、解説陣を驚かせる剛速球を見せてきた。そして25日までに6度のブルペン入り。そのたびに相手チームの選手たちがくぎ付けになるほどの剛速球を披露し、大御所の野球解説者も絶賛する素質の高さを見せてきた。ここまでけがはなく、順調にステップアップができているだろう。
3月に入れば実戦登板の機会も出てくるだろう。またモノの違いを見せてくれそうだ。
一方、奥川は1月に軽い肘の炎症があった関係でかなりスローペースで調整を続けてきた。そして22日で初ブルペン。一直線に伸びていく剛速球はやはり2019年高校生ナンバーワンピッチャーと思わせるものがあった。また、24日に二度目のブルペン入り。少しずつ強度を上げてきている。
実力も、話題性も十分な2人はペースを乱すことなく、実戦デビューまで万全の状態で仕上げることはできるか。
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