川越誠司(北海出身)は雄平、木村文紀のような成功パターンを描くことができるか?
川越誠司選手(埼玉西武ライオンズ)
埼玉西武の左の強打者・川越誠司(北海出身)はここまでオープン戦でブレイク間近の活躍を見せている。
なんと11打数5安打、1本塁打2打点、打率.455と結果を残している。昨年から投手に転向した川越は投手として最速140キロ後半の速球を投げていただけあって、抜群の強肩を持ち、さらに抜群のパワーを誇る。
もともと速球投手が野手に転向し、活躍している現役選手は東京ヤクルト・高井雄平(東北出身)、埼玉西武・木村文和(埼玉栄出身)の2人の名前が上がるだろう。2人とも150キロを超える速球を投げる投手として評判で、高井は144試合で9勝、木村は41試合で1勝を上げている。川越は一軍登板0だが、好調時は140キロ後半の速球を投げ込むポテンシャルを持った速球投手だった。
高井、木村はともに二けた本塁打を達成しており、高井にいたっては野手転向の4年目に初本塁打、5年目に22本塁打を達成。木村は転向1年目に初本塁打。2年目に二けた本塁打を達成している。川越はこの2年目の過ごし方が大事だといえる。川越は2月からの練習試合でも本塁打を放っており、センター奥深くへ運ぶパワーは圧巻。
開幕は遅れたが、川越は開幕一軍入りなるか。高井、木村のような成長曲線を描けば、秋山翔吾(横浜創学館出身)の穴埋めは成功するだろう。
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