奪三振率は11.55!松井裕樹はクローザーでの経験を先発で活かせるのか?
松井裕樹投手
2月も終盤に差し掛かり、キャンプはいよいよ佳境。オープン戦などの実戦的な内容に切り替わり、開幕1軍の座をかけたレースがさらに過熱していく。若手選手が1軍の切符を掴むのか、そして主力選手がここからどんなパフォーマンスで調子を上げていくのかが注目される。
その中で22日、横浜DeNAと楽天イーグルスのオープン戦が予定されており、楽天イーグルスの先発には松井裕樹があがる。
昨シーズンに自身初タイトルとなるセーブ王を掴むなど、クローザーとしてプロの世界で活躍し続けてきた松井。今シーズンは先発に再挑戦するということで、15日の西武との試合では2回を投げて打者6人を完ぺきに抑える投球を披露。横浜DeNA相手にどのような投球をするのかが注目集まるが、プロ6年間で松井が積み上げてきた成績を振り返りたい。
2014年
27試合(17試合先発)116回 4勝8敗3ホールド防御率3.80
2015年
63試合72回3分の1 3勝2敗12ホールド33セーブ防御率0.87
2016年
58試合62回3分の1 1勝4敗10ホールド30セーブ防御率3.32
2017年
52試合52回3分の2 3勝3敗5ホールド33セーブ防御率1.20
2018年
53試合(2試合先発)66回3分の2 5勝8敗11ホールド5セーブ防御率3.65
2019年
68試合69回3分の2 2勝8敗12ホールド38セーブ防御率1.94
2018年に2度先発をした際に白星を掴んでいる松井だが、本格復帰はルーキーイヤーの2014年以来となる。プロ6年間で439回3分の2を投げて564奪三振、奪三振率は11.55という数字をたたき出す松井。
桐光学園時代からの武器・スライダーを軸に、先発でも持ち味を存分に発揮することが出来るのか。7年目を迎えたサウスポーに注目だ。
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