2016年の鹿児島を沸かせた浜屋将太、太田龍の1998年生まれコンビに期待
浜屋将太(樟南出身)、太田龍(れいめい出身)
2016年の鹿児島県を盛り上げた浜屋将太(樟南-埼玉西武)、太田龍(れいめい-巨人)がともに、プロ野球界の世界に入り、活躍を目指して日々、練習を重ねている。
浜屋将太は毎試合のごとく140キロ近い速球と高速スライダーを武器に二けた奪三振を奪い、最後の夏の鹿児島大会では44.2回を投げて、64奪三振の快投を披露し、甲子園に導く。甲子園では初勝利を挙げ、卒業後は三菱日立パワーシステムズに進むと、高卒3年目には都市対抗、日本選手権などの公式戦で活躍し、最速147キロの速球、切れのあるスライダーを投げ分ける本格派左腕として、埼玉西武から2位指名を受け、紅白戦でも好投し、評価を高めている。
太田龍は高校時代から最速149キロの大型右腕として初戦ではNPB12球団のスカウトが詰めかけるほどの注目度があった。高卒プロは進まず、JR東日本では最速153キロ右腕として活躍。高卒2年目から2年続けて都市対抗で登板した。ただ結構粗削りなところがあり、昨年の都市対抗では6.1回を投げ、自責点6と思うようなスタートが切れなかった。
キャンプも二軍スタートで、その後の振り分けでも三軍となった。ただブルペン投球は続けており、じっくりと調整をして状態を挙げていければ、ポテンシャルは速球派右腕揃いの巨人の中でもトップレベルのものはあるだけに、台頭することを期待したい。
当時は鹿児島のみならず全国の野球ファンから注目された才能を持った投手だけに、ぜひプロでも一軍の舞台で活躍することを願いたい。
(記事=河嶋 宗一)
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