東都三部・東農大の新入生のレベルは東都一部・東京六大学レベル!14人の逸材をピックアップ!
飯島一徹(東農大三)
昨秋、悔しい東都リーグ三部落ちの東農大。しかし新入生のレベルは非常に高い。
入学する選手のレベルの高さは全国的に見てもトップレベルで、東都一部、東京六大学と比較してもすごいのでは?と思わせる顔ぶれだ。
30人の新入生の中からピックアップして、14人の逸材を紹介したい。
■投手
飯島一徹(東農大三)
石森健大(東北)
髙野裕輝(大阪桐蔭)
小島拓也(藤代)
宮里優吾(岩倉)
林彪太郎(熊本工)
■捕手
青山典勢(熊本工)
18555(山村学園)
■内野手
井口 真之介(東農大三)
渋谷 嘉人(関東一)
中村 太陽(前橋育英)
平山 直之(専大松戸)
■外野手
大和 佑一郎(常磐大高)
森下 尋水(沖学園)
飯島一徹(東農大三)は春の県大会で花咲徳栄に完投勝利。145キロの速球、130キロ近いフォークのコンビネーションが素晴らしい本格派右腕。夏の大会では調子を落としてしまったが、春の県大会では指名クラスのピッチングだった。1年から活躍が期待できるだろう。
石森健大(東北)はスムーズなテークバックから繰り出される130キロ後半の速球を投げ込む快速球左腕。
髙野裕輝(大阪桐蔭)は140キロを超える速球を投げ込む本格派左腕。昨年の大阪桐蔭の投手陣でもポテンシャルはトップクラスだった
小島拓也(藤代)も130キロ前半の速球とスライダーをコントロールよく投げ分ける右腕。宮里優吾(岩倉)は最速147キロのストレート、落差鋭いフォークを投げ込む本格派右腕。
林彪太郎(熊本工)は、最速138キロのストレートとキレのあるスライダーを投げる好左腕で、投手の顔ぶれは東都一部と比べても負けていない。
捕手はプロ志望届けを提出した18555(山村学園)は1.9秒台のスローイングと本塁打を打てるパンチ力が備わった強打の捕手。青山典勢(熊本工)は甲子園を経験した実力派の捕手だ。
内野手は井口 真之介(東農大三)は投手としても135キロ前後の速球を投げ込むサイドハンドだが、野手としてもパンチ力ある打撃が光る。大学では野手に専念する。渋谷 嘉人(関東一)は甲子園でも活躍を見せたショートストップ。バットコントロールの良い打撃と守備範囲の広い守備が魅力。さらに主将としてチームをまとめたキャプテンシーの高さもあり、人間性を見てもチームの要になりそうな選手。中村 太陽(前橋育英)も基本を重視する前橋育英にもまれただけあって確実性の高い遊撃守備が持ち味。平山 直之(専大松戸)も小柄ではあるが、パンチ力ある打撃と強肩が光る三塁守備を兼ね備えた実力派だ。
外野手では大和 佑一郎(常磐大高)は強肩巧打の外野手。ポテンシャルの高さを考えれば、ドラフト候補として注目される外野手になる可能性を秘めている。森下 尋水(沖学園)も50メートル6秒台を切る大型外野手だ。
投手はドラフト候補として注目された飯島を含め、将来的にはドラフト候補になりうる人材が多く入学。捕手、内野手は人間性、意識も高い選手が集まった。今年限らず、ここ数年の選手たちを見れば、三部にいるようなチームではない。昨年まで二部で苦戦を強いられていた東農大。東農大が二部に挙がり、優勝争いできるチームまでになると、さらに東都二部のレベルは引きあがり、多くの野球関係者に注目が集まるチームになり、選手の出口もさらに良くなると考える。ぜひ彼らの入学で逆襲を実現したい。
(記事=河嶋 宗一)
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