投手大豊作の98年世代。日ハムドラ1・河野竜生は世代ナンバーワン左腕の実績を残せるか?
河野竜生
北海道日本ハムのルーキー・河野竜生(鳴門出身)が抜群の仕上がりの良さを見せている。15日に行われた紅白戦で1回無安打2奪三振の快投を見せた。
ドラフト直前もキャンプ中も世間の注目は佐々木朗希(大船渡‐千葉ロッテ)。しかしスカウト内の評価で抜群に評価が高ったのは河野だ。ドラフト直前のオープン戦でも、140キロ後半の速球を連発。さらに切れのある変化球を内外角に投げ分ける投球は社会人野球レベルを超えており、高校生投手が話題になる中、「1位評価」されていたという。
しかし前評判が高くても、キャンプまでしっかりと調整ができていないと期待外れという声がすぐに飛ぶ。河野の無駄のない投球フォームから繰り出される140キロ後半の速球(最速149キロ)、切れ味鋭い変化球を見ると、オフの間も自覚を持って調整をしてきた様子が見える。
また河野は昨年最優秀防御率を獲得した山本由伸(都城出身)と同じ1998年世代。同い年の堀瑞輝(広島新庄出身)の左腕コンビとともに活躍を見せていきたい。
(記事=河嶋 宗一)
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