井上広大、遠藤成、藤田健斗の阪神高卒野手トリオが149キロ右腕を攻略
左から藤田健斗、井上広大、西純矢、及川雅貴、遠藤成
阪神の高卒ルーキーが順調にステップを歩んでいる。なんと2位・井上広大(履正社出身)、4位・遠藤成(東海大相模出身)、5位・藤田健斗(中京学院大中京出身)が5日の大商大との交流戦で結果を残した。
9回裏、3人は、高校時代、ドラフト候補として注目された149キロ右腕・森 悠祐(広島広陵出身)から滅多打ち。まず代打として登場したの井上は右超え適時二塁打を放ち、そして同じく代打として登場した遠藤も右前安打を放ち、さらに代打として登場した藤田も、センターオーバーの適時二塁打を放った。
大学生相手と呼ばれるが、対戦している投手は高校時代から評判だった好投手。過去に井上は社会人のドラフト候補から本塁打を放っており、高卒1年目ながらアマチュア相手に敵なしの打撃をしているところに驚かされる。
7日、8日で一軍デビューするという高卒野手トリオ。甲子園の舞台で躍動することを期待したい。
(記事=河嶋 宗一)
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