U-18代表の坂下翔馬など近畿大の新入生から9名の逸材をピックアップ!
坂下 翔馬(智辯学園) ※写真はU-18代表時
関西学生野球連盟に所属し、近畿の大学野球の雄ともいっていい近畿大の新入生19名が発表された。
その中でピックアップして9名の逸材を紹介したい。
■投手
梅元 直哉(近大附)
河野 大地(大阪桐蔭)
寺沢 孝多(星稜)
■捕手
朝原 成貴(近大附)
芦谷 泰雅(済美)
倉岡 朋輝(関大北陽)
■内野手
榎木 貫太(大阪桐蔭)
坂下 翔馬(智辯学園)
東原 成悟(福知山成美)
■外野手
柴野 琉生(神戸国際大附)
まず梅元 直哉は昨春の府大会の大阪桐蔭戦で好投を見せた右の本格派。135キロ前後の速球、切れのある変化球を丁寧に投げ分ける。河野大地はあまり出番はなかったが、最速147キロを誇る速球派サイド。大阪桐蔭を取材したとき、河野が投げていたが、恐ろしい球威のあるストレートを投げていて、受けていた捕手も「これは本当にすごいですよ」と絶賛していた。大学でブレイクなるか。
また寺沢 孝多も130キロ後半の速球とキレのあるスライダーを投げる好左腕。
捕手3名は、全員が一発を打つ実力を秘めた好捕手。特に面白いのは、倉岡 朋輝。1.9秒台の強肩、視野が広く、ナインへの伝達指示も上手い。さらに高校通算15本塁打の強打も見逃せない。
内野手を見ていくと、榎木 貫太はスピード、守備範囲の広さは根尾昂にひけをとらないショートストップ。また、坂下翔馬はU18代表にも選ばれた強打のセカンド。最後の夏は遊撃手も務めていたがスピーディ溢れる守備が魅力的。木製バットを使ったU18ワールドカップでは粘っこい打撃が目についた。
東原 成悟は俊敏な動きが光る遊撃守備とパンチ力ある打撃が持ち味のショート。
外野手の柴野 琉生は高校通算50本塁打以上のスラッガーで、今回の新入生でクリーンナップが期待される逸材ではないだろうか。
西日本・近畿地方の中でもトップレベルの逸材が入学した近大。この4年間でどれだけのプロ注目選手が現れるか楽しみだ。
(記事=河嶋 宗一)
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