早稲田実業時代からスラッガーとして活躍した加藤雅樹は東京ガス2年間で評価を高めることはできるか?
東京ガスへ進む加藤雅樹
東京ガスの新人で注目したいのは加藤雅樹(早稲田実業出身)だろう。早稲田実業時代は、1年生の時からクリーンナップとして活躍。3年生の時は清宮幸太郎(現・北海道日本ハム)とともに甲子園では本塁打を放つなど高校通算47本塁打を放つスラッガーとして注目された。
早稲田大では思うような打撃ができず苦しんだが、3年生の冬に、元プロの徳武 定祐(元中日など)氏からしっかりと右肩を下げ、ムダな力を抜いて柔らかく打つ打撃フォームを徹底的に仕込まれ、4年春は打率.396、3本塁打を放った。
しかし4年秋は打率.260と苦しみ、指名漏れとなった。それでも東京六大学通算9本塁打の実力は十分。入社後では即戦力としてどれだけ活躍できるか問われるだろう。
東京ガスは昨シーズンで主力選手として活躍を見せてきた外野手が多く勇退した。それだけにチャンスだろう。この2年間でスラッガーとして活躍を見せれば、プロ入りの実現は大きく高まる。3月12日から始まる東京スポニチ大会の活躍に注目だ。
(記事=河嶋 宗一)
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