2020年アマチュア野球内規 昨年からの改正は??
全日本野球協会のアマチュア野球規則委員会が12日に開かれ、今シーズンの「アマチュア野球内規」が発表されました。
2019年から改正は1か所で、③にワインドアップポジションの投手についてです。
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2019年版
ワインドアップポジションをとった右投手が三塁(左投手が一塁)に踏み出して送球することは、投球に関連した足の動きをして送球したとみなされるから、ボークとなる。
投手が投球に関連する動作をして両手を合わせた後、再び両手をふりかぶることは、投球を中断または変更したものとみなされる。投球に関連する動作を起こしたときは、投球を完了しなければならない。(規則 5.07a(1))
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2020年版
ワインドアップポジションをとった右投手が三塁(左投手が一塁)に踏み出して送球することは、投球動作を変更して送球したとみなされるから、ボークとなる。(規則 6.02a(1))
投手が投球動作を起こして両手を合わせた後、再び両手をふりかぶることは、投球を中断したものとみなされる。投球動作を起こしたときは、投球を完了しなければならない。(規則 5.07a(1))
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アマチュア野球内規は「公認野球規則適用上のアマチュア野球規則委員会の統一解釈を収録したもので、公認野球規則と同等の効力を持つものである。」と記されていて、社会人野球と大学野球は公認野球規則とアマチュア野球内規の2つが有効です。
高校野球はご存知のように、この2つに高校野球特別規則が加わります。
高校野球特別規則の2020年版は後日発表される予定ですので、高校球児など高校野球関係者は注意が必要です。
今シーズンのアマチュア野球内規は下記HPをご覧ください。
(全日本野球協会HP)
(記事=松倉 雄太)