福留孝介タイプと評される黒川史陽(東北楽天)のパフォーマンスが高卒新人離れ!
黒川史陽
2019年の高校生は佐々木朗希をはじめとした投手がクローズアップされるが、野手も中日・石川昂弥(東邦出身)など続々と出ているが、13日、報道陣、ファンを驚かせる活躍を見せたのが東北楽天2位の黒川史陽(智辯和歌山出身)である。
高卒1年目ながら一軍キャンプ。当初は久米島キャンプまでの一軍帯同だったが、三木 肇監督から評価され、金武町キャンプも帯同。13日は北海道日本ハム戦では8番セカンドで出場した黒川は鈴木遼太郎から投じた直球に対し、しっかりと引き付けて二塁打にしていた。
黒川の能力の高さから考えれば、高卒新人離れしたパフォーマンスをしていてもおかしくない。というのは、昨年4月に開催された高校日本代表合宿では阪神ドラフト1位の西純矢(創志学園出身)、阪神ドラフト3位の及川雅貴(横浜出身)から長打やクリーンヒットを放ち、さらに木製バットを使った国体では2試合で7安打を放った。
いわゆる金属打ちから脱しており、さらに体格の良さもあり、高校生離れした打球を放っていた。高嶋仁前監督も絶賛され、中谷仁監督も「福留孝介さん、稲葉篤紀さんに重なる」と評された逸材はこれからの実戦でどんなパフォーマンスを発揮するのか。
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