今夏の神奈川大会決勝は保土ケ谷球場!決勝は土のグラウンド!
サーティーフォー保土ケ谷球場で秋季神奈川県大会優勝を決めた東海大相模
今夏の第102回全国高等学校野球選手権神奈川大会の開会式と決勝の会場が、サーティーフォー保土ケ谷球場に決まったと、神奈川県高等学校野球連盟(神奈川県高野連)が先日発表しました。
例年は横浜スタジアムで行われている開会式と決勝ですが、今夏は東京オリンピックのために使用不可となっており、神奈川県高野連がどこに決めるか注目されていました。
サーティーフォー保土ケ谷球場に決まり、『スタンドの収容人数面で例年以上に混むのは間違いない』などの反応がネット上で見られましたが、違った面でも大きな変化があります。それが、開会式と決勝を【内野・土、外野・天然芝】のグラウンドで行うというものです。
横浜スタジアムは1978年に開場。以来、開会式と決勝の会場として親しまれてきました。1993年の第75回大会は雨の影響などで決勝が川崎球場に変更されましたが、この時は人工芝に改修された後。つまり40年以上、人工芝のグラウンドでの開会式と決勝で馴染んできた大会が、今年限定で【内野・土、外野・天然芝】のグラウンドになったんですね。
当然ながら、人工芝に比べて内野土のグラウンドはイレギュラーの確率が上がります。夏を目指す神奈川の選手たちは、今年に関しては横浜スタジアムの人工芝想定はしなくて良いということにもなりますね。
また、グラウンドの広さも、両翼94メートル、センター118メートルの横浜スタジアムに対して、サーティーフォー保土ケ谷球場は両翼95メートル、センター120メートルと若干広くなっています。
メイン球場が人工芝から、【内野・土、外野・天然芝】に変わる今夏の神奈川大会。グラウンドの広さなどを含めて、どんな変化が見られるか注目です。
文=松倉 雄太
関連記事
◆遠藤成(東海大相模)の逆転打を生んだ「打撃フォームの修正」 試行錯誤はまだ続く
◆念願だった日本代表。二刀流として大暴れを見せる!遠藤成(東海大相模)
◆遠藤成の選手名鑑