魅惑の技巧派左腕・林優樹、安打製造機・住谷 湧也の近江コンビが西濃運輸へ
西濃運輸に進む林優樹と住谷 湧也
強豪ひしめく東海地区の社会人野球。2014年、都市対抗を制した西濃運輸に楽しみな高卒ルーキーが入った。それが近江の林優樹、住谷 湧也の2名だ。
魅惑の技巧派左腕こと林は、高校1年秋から主力投手として活躍。130キロ前半のストレート、スローカーブ、チェンジアップを駆使したピッチングは天下一品。U18代表にも選ばれた。近江の多賀監督は、林の野球の取り組む姿勢を大きく評価していた。上手くなるためにどん欲に追求する林の姿勢は厳しい社会人野球の舞台でも生きるだろう。
また住谷は2年夏の甲子園で歴代最高打率.769をマーク。3年春の近畿大会では、準決勝の智辯学園戦の逆転3ラン、決勝戦では5安打を記録するなど13打数10安打と大きく優勝に貢献。どんな投手にも対応する対応力は天性のものがあり、多賀監督も大きく評価していた。もし大学に進んでいれば、4シーズンで通算100安打以上は打てる潜在能力、打撃技術を持った選手だとみていた。
西濃運輸はほとんどが大卒選手。その中で出場機会をつかむことは容易なことではない。それでも社会人野球に進むことを決意した2人の活躍を期待したい。
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