ティー打撃から深いこだわりが。オリックスの主砲・吉田正尚の工夫を凝らした打撃練習

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2020.02.07

オリックス・吉田正尚

 オリックス・バファローズが誇る球界屈指のスラッガー・吉田 正尚。青山学院大から2015年のドラフト1位でNPB入りを果たすと、2018年から全試合に出場してチームの顔に。2019年は打率.322、29本塁打と好成績を残し、2018年に続いて2年連続でベストナインを受賞した。

 しかし今だプロ入りしてから優勝経験がない。悲願の初優勝に向けて2020年も宮崎県清武町のキャンプに参加して、シーズンに向けて準備を進めている。

 第2クール初日となる6日、全体アップから練習が始まり、ベースランニングでは軽快にダイヤモンドを駆け回った。その後、外野ノックなど練習メニューを消化していくと、お昼のタイミングで吉田選手がバットを手にした。スタンドのファンも待ちわびたバッティング練習を開始。まずはティーバッティングで体をほぐして、準備を進めてからフリーバッティングのゲージに足を運んだ。

 ここでポイントなのはティーバッティングだ。
 吉田選手は最初に片手でティーバッティングを始めると、続いては置きティー。しかし普通にやるのではなく、体を開いて外角のボールを打ち返す。それから普通に置きティーを打つと、今度は足を大股に開く。



ティーバッティング中のオリックス・吉田正尚

 そこから右、左、右足の順番で重心を乗せて低めのボールを打ち返す。それから連続ティーを3球打つを1セットとして何セットか取り組む。

 吉田選手いわく「動作確認のため」の独自のメニューで、チーム全体の決められたメニューではない。こうした独自のチェックポイントを持つことで、シーズンを通じて好不調の波を抑えるのではないだろうか。

 その後、フリーバッティングではさく越えはなかったものの鋭い打球を飛ばしていた。「センター方向を意識して取り組んでいました」という吉田選手は、最初こそショートの頭に飛ばしていたが、次第にセンター方向を中心に打ち返す。

 広島カープの鈴木 誠也もセンター方向を意識していたように、球界を代表するスラッガーでも基本に立ち戻ってバッティングに臨む。レベルは違えど、野球人であれば真似すべきではないだろうか。

(記事=編集部)

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