一本足打法・渡辺勝(中日)がチーム第1号!大器晩成の核弾頭の逆襲はこれから!
東海大時代の渡辺勝(中日)
2011年センバツで46得点、9失点という圧巻の強さで優勝した東海大相模。その中軸を担ったのが
1番渡辺 勝(中日ドラゴンズ)
2番臼田 哲也(東京ガス)
3番田中 俊太(読売ジャイアンツ)
4番佐藤 大貢(航空自衛隊千歳)
5番菅野 剛志(千葉ロッテ)
この5人中、3人がプロ入りしたが、ただ1人、大卒でプロ入りしたのが1番の渡辺だった。一本足打法で高校時代から高速打球を放っていた渡辺。2015年のドラフトでは育成6位のスタートとなった。それでも懸命の努力を続け、2018年11月に支配下登録が決定。昨年は初の開幕一軍を勝ち取り、27試合に出場、27打数4安打、2打点の成績だった。最初が育成のスタートから考えれば健闘を見せているだろう。
だが同じくプロ入りした田中、菅野の2人は即戦力として期待され、田中はプロ2年で161試合、90安打、6本塁打、26打点、菅野は81試合、36安打、5本塁打、25打点と成績を残している。
そんな渡辺は、キャンプから猛アピールに成功。2月4日の紅白戦では、本塁打を放つ。
ボールに対する反応、スイングスピードは高校時代、大学時代と比べれば格段に進歩の様子が見られ、飛躍を期待させる内容だ。
この1年で、渡辺、菅野に並ぶ活躍を見せることができるか。大器晩成の核弾頭の逆襲はこれから始まる。
(記事=編集部)
関連記事
渡辺勝(東海大相模)の選手名鑑
臼田 哲也(東海大相模)の選手名鑑
田中 俊太(東海大相模)の選手名鑑