鈴木誠也が7試合で5本塁打!今年から3年間はレジェンドクラスの成績も期待できる!?
鈴木誠也選手(広島東洋カープ)
広島東洋カープの鈴木誠也(二松学舎大附出身)が26日の中日戦で二打席連続弾で5号本塁打。そして打率.462、9打点と三冠王となっている。
高めに入った抜け球は簡単に特大本塁打。低めのボール球を捌いたら、これが本塁打になるの?という打撃を魅せる。
まさに手につけようがない表現がぴったりの鈴木。26歳の松井秀喜(星稜出身)に負けない活躍を魅せるかもしれない。当時、26歳だった2000年では42本塁打、108打点、打率.316をマークし、二冠王を達成した。そして、28歳となった2002年は、自己最多の42本塁打を8本上回る50本を記録している。
松井の1学年上の中村紀洋(大阪渋谷出身)も26歳の99年は31本塁打、27歳の00年は39本塁打、28歳の01年は46本塁打をマークし優勝に貢献。選手としてのピークを迎えている。松井、中村と同じ高卒スラッガーの鈴木はいつMLBにいくかは明言を避けているが、28歳を迎える2022年までのパフォーマンスは、レジェンドクラスと呼ばれる大打者になる可能性もある。
現在、通算124本塁打の鈴木。二松学舎大附出身の最多本塁打といえば、千葉ロッテ一筋で活躍した初芝清の232本塁打。この3年間で、一気に迫り、もし5年間、NPBでプレーすれば、抜き去る可能性は十分に持っているだろう。
鈴木の自己最多本塁打は2018年の30本塁打。実は124試合出場で記録した本塁打数である。120試合にフルに出場して、今のようなペースで打っていけば、それを超える本塁打も期待できるだろう。
これからも鈴木の打席が見逃せない。