昨年、打撃部門断トツトップ!強打の埼玉西武ライオンズを生んだ多種多彩のティー打撃とトレーニング

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2020.02.04

ティーバッティングに取り組む外崎修汰

 持ち前の強打でパ・リーグを2連覇し、昨年はチーム打率は.265、本塁打174本、打点718とパ・リーグ断トツの成績を残す埼玉西武ライオンズ。破壊力抜群の強力打線で3連覇を狙うチームのキャンプに潜入。今回はバッティングを紹介していきたい。

 第1クール最終日となった西武は12時50分頃からバッティング練習がスタート。強打が武器の西武の各選手たちのバッティングに、多くの観客がくぎ付けとなった。

 ただもっとしっかりと見て欲しい場所がバックネット裏にある。ティーバッティングだ。
 高校野球であれば、前から来るボールを打つことが定番だ。しかしプロになれば種類は豊富。置きティーを使って、高めや低めを打ったり、片手でのティーバッティングをおこなったりして腕の使い方を確認。時には背中から投げられるボールを打つことで、開きを抑える選手もいた。

 また、巧打者・栗山巧はボールの内側を打つことを意識してバットを出す。さらに森 友哉や山川穂高は、ティーバッティングからフルスイングを徹底するなど、選手それぞれの工夫がみられる。



山野辺翔選手

 そしてアップとトーニングを兼ねて、メディシンボールを使った練習も実施。2人1組でメディシンボールを素振りと同じ動きをしながら、相手に向かって投げる。こうすることで、まずは軸足に重心に乗せる感覚、そしてしっかり前に重心を運ぶ、体重移動の使い方を養うことが出来る。山野辺翔などがティーバッティングの前に取り組み、フリーバッティングに取り組んでいた。

 他にも長尺バットを使うなど様々なメニューの中から選手たちが選び、ティーバッティングを終えると、フリーバッティング。実際にピッチャーが投げる実戦形式と、通常のフリーバッティングの2回所で行われるが各選手の打球を見る。

 すると、各打者は強引に引っ張るわけではなく、センターから逆方向を意識したバッティングを見せる。ただ気持ちいいバッティングをするのではなく、実践を意識したバッティングを見せていた。

 また練習後の特打では右のカーブと手投げの2か所で、ここでもセンターから逆方向に意識を置いたバッティングを見せる。

 さらに特打の時間に金子 侑司がロングティーを実施。高校生でもオフシーズン中に取り組むメニューの1つだと思うが、しっかり体全体の力を使って力強いインパクトでボールを遠くに飛ばしている。

 1つのメニューでも取り組み方が違えば、得られるものが多い。そういった発見ができるのがキャンプの醍醐味の1つではないだろうか。

(記事=編集部)

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