石川昂弥、飯塚脩人、徳山壮磨、村上頌樹らが経験。選抜決勝の舞台に上がった各チームのエースの今

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   
2020.02.03

昨春の選抜でブレークした飯塚脩人 ※写真=共同通信社

 昨年は東邦が優勝した選抜。その時のエース・石川 昂弥が野手として、ルーキーながら目覚ましいバッティングを見せているのが報じられている。1年目での活躍に期待を寄せてしまうが、今回は過去5年の優勝チームのエースたちの現在地を見ていきたい。

91回大会
東邦石川 昂弥
習志野飯塚 脩人

90回大会
大阪桐蔭柿木 蓮
智辯和歌山平田 龍輝

89回大会
大阪桐蔭徳山 壮磨
履正社竹田 祐

88回大会
智辯学園村上 頌樹
高松商浦 大輝

87回大会
敦賀気比平沼 翔太
東海大四大澤 志意也
※選抜大会で背番号1を背負っていた選手が該当

 冒頭でもふれたように、東邦の石川は中日のドラフト1位で入団し、場外弾を放つなど初日から首脳陣へ猛アピール。地元・愛知のスター候補が幸先よくスタートを切っており、実践デビューもささやかれている。これからも注目したい。

 一方、習志野のエースだった飯塚は春から早稲田大へ進学。決勝では先発・山内 翔太からバトンを受け継いで投げたが、中学時代は軟式で目立った実績を持っていなかった。だが選抜を機に一気にスターへ、U-18でも守護神として頼れるリリーフとして活躍。大学野球のステージでどれくらい成長できるか楽しみだ。

 そして春連覇を達成した2018年、大阪桐蔭のエースは柿木だったが、優勝投手は根尾 昂。現在2人ともプロの世界で戦っているが、1年目は2軍が中心となり1軍での活躍とはならなかった。2年目の飛躍に向けて、それぞれ充実のキャンプを過ごしてほしい。

 その大阪桐蔭の前に敗れた智辯和歌山はエース・平田。当時は池田 陽佑の2番手として登板して、最終回は根来 塁にマウンドを譲ったが、現在は日体大でプレー。西武ライオンズの松本 航、千葉ロッテの東妻 勇輔に、ヤクルト吉田 大喜のプロ選手。さらに今年はドラフト注目の森 博人など好投手が続々輩出される日体大で、様々なメソッドを吸収して成長した姿が見られるを楽しみにしたい。



ドラフトイヤーを迎えた村上頌樹 ※写真=共同通信社

 89回大会の決勝の舞台に上がった両チームのエースは揃って大学進学。徳山は早稲田大のエース格として大学日本代表候補として3月の合宿に参加予定。竹田は3月の選考合宿から落選をしてしまったが、昨年の四国で行われた選考合宿には選ばれるなど、大学球界で少しずつ頭角を現してきた。当時の決勝ではともに完投できていないが、2022年のドラフトに向けて足掛かりとなる1年としたい。

 そしてドラフトイヤーを迎えた88回大会の世代、優勝投手・村上は東洋大でエースとして奮闘。戦国東都で学生野球ラストイヤーをどのように過ごすか。自身の今後がかかった大事な1年となる。また高松商のエースだった浦は立教大でプレー。2年生まではフレッシュリーグで研鑽してきたが、昨年はリーグ戦への登板は叶わなかった。仲間と切磋琢磨し、神宮の舞台を沸かせることを願いたい。

 最後に87回大会、現在は野手としてプレーする平沼は昨年1軍の試合に73試合出場と経験を積むことが出来た。同世代が入団してきたことを良い刺激を受けて、さらなる飛躍につながることを期待したい。そして平沼と投げ合った大澤は東海大で4年間を過ごし、春からは社会人野球へ進むと報じられている。上のステージでの活躍を期待したい。

 まだ大舞台での実績は少ないのが印象だが、近い将来には球界を代表する選手へ成長してくれることを強く願いたい。

(記事=編集部)


関連記事
選抜に出場する32校の顔ぶれ
◆NPBに残る甲子園優勝投手は誰?⇒NPBに在籍している甲子園優勝投手は19名
◆選抜優勝校の秋の成績は?⇒東邦、大阪桐蔭、智辯学園ら過去5年の選抜優勝校の秋の成績

【関連記事】
井上、遠藤など昨年の阪神ドラフト指名の高校生5人がはつらつとした活躍! 【ニュース - 高校野球関連】
1本塁打2安打3打点の阪神2位の井上広大の活躍の背景にあった打ち損じしない技術の高さ 【ニュース - 高校野球関連】
第1003回 春の香川は最速147キロ右腕・内田 悠太擁する大手前高松、小倉全由の教えを注がれた丸亀城西らに注目!【前編】【大会展望・総括コラム】
第1003回 春の香川頂点と広陵挑戦、そして夏のシード権獲得へ!春季香川県大会を徹底解説!【後編】【大会展望・総括コラム】
第1105回 進学志望から一転。明石商の名捕手・水上桂(東北楽天)の野球人生を変えた日本代表の経験【後編】 【2020年インタビュー】
第1105回 明石商を二季連続甲子園ベスト4に導いた水上桂が名捕手になるまで【前編】 【2020年インタビュー】
第4回 山陰をリードしてきた伝統校である鳥取西と米子東が高校野球史を語る上で欠かせない理由【公立校特集】
第1002回 来田、細川、小深田のスラッガートリオなどタレント揃い!甲子園で要注目な西日本逸材野手29名リスト【大会展望・総括コラム】
第1000回 中森、小林、岩崎の近畿好投手トリオに加え、甲子園を沸かせそうな西日本好投手リスト23名!【大会展望・総括コラム】
第1102回 目指せ世代ナンバーワン左腕&辻内崇伸超え!大型左腕・松浦慶斗(大阪桐蔭)の育成計画【後編】 【2020年インタビュー】
第1101回 最速146キロの大型左腕・松浦慶斗はなぜ旭川を飛び出して大阪桐蔭を選んだのか?【前編】 【2020年インタビュー】
第1100回 伸び盛りの二刀流・仲三河優太(大阪桐蔭)が目指すは投打での大活躍! 【2020年インタビュー】
滋賀選抜vs龍谷大【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
兵庫県選抜vs関西国際大【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
天理vs大阪桐蔭【2019年秋の大会 令和元年度 秋季近畿地区高等学校野球大会】
天理vs履正社【2019年秋の大会 令和元年度 秋季近畿地区高等学校野球大会】
大阪桐蔭vs智辯学園【2019年秋の大会 令和元年度 秋季近畿地区高等学校野球大会】
飯塚 脩人(習志野) 【選手名鑑】
石川 昂弥(東邦) 【選手名鑑】
浦 大輝(高松商) 【選手名鑑】
大澤 志意也(東海大四) 【選手名鑑】
柿木 蓮(大阪桐蔭) 【選手名鑑】
竹田 祐(履正社) 【選手名鑑】
徳山 壮磨(大阪桐蔭) 【選手名鑑】
平田 龍輝(智辯和歌山) 【選手名鑑】
平沼 翔太(敦賀気比) 【選手名鑑】
村上 頌樹(智辯学園) 【選手名鑑】
大阪桐蔭 【高校別データ】
高松商 【高校別データ】
智辯学園 【高校別データ】
智辯和歌山 【高校別データ】
敦賀気比 【高校別データ】
東海大四 【高校別データ】
東邦 【高校別データ】
東邦音大二 【高校別データ】
東邦大東邦 【高校別データ】
習志野 【高校別データ】
履正社 【高校別データ】

コメントを投稿する

前の記事:
【愛媛】秋季県大会決勝!西条が5年ぶりの優勝を果たす!
次の記事:
総合力高き142キロ右腕、報徳学園のエース・坂口翔颯の目指す姿とは?
最新ニューストップに戻る サイトトップに戻る