2020ルーキー早くも大器の片りん! 徳島インディゴソックス合同自主トレーニングスタート
合同自主トレーニング初日を迎えた新人選手(ビブス着用)含む徳島インディゴソックスの選手たち
2020年2月1日(土)四国アイランドリーグplus所属の徳島インディゴソックスは、徳島県鳴門市の「オロナミンC球場」において、実質的なシーズンインとなる「合同自主トレーニング」をスタートさせた。
NPBドラフト指名、日本独立リーグ2年連続日本一を期す闘いの場に集ったのは前日、徳島県藍住町の「ゆめタウン徳島」において「宮武さぬきうどんprezents2020年度 徳島インディゴソックス新入団選手発表記者会見」に参加した17名のルーキーを含む全36選手(投手21名・捕手4名・内野手5名・外野手6名)と元千葉ロッテマリーンズ投手・横浜ベイスターズ投手コーチの吉田 篤史新監督を含む全首脳陣・スタッフ。
チームは練習前に1時間半程度ミーティングを行いキャプテンに「シーズン前から自分が引っ張る覚悟はできていた」友居 京太郎(外野手・小松<愛媛>~徳島大・2年目)、副キャプテンに吉田 翼(外野手・小松島~城西国際大~山岸ロジスターズ・2年目)、左腕の安丸 友耶(投手・川島~鳴門教育大・2年目)を決め練習をスタート。「朝一番から声を出せばいざという時に声を出せるし、集中する場面との切り替えもしやすい」狙いも伴い、吉田監督から「声」の重要性を説く話があった後、アップ・キャッチボール・シートノックに昼食後はバッティング・ブルペン投球とほぼNPBのキャンプと同様のメニューで約6時間のトレーニングを行っている。
2020・徳島インディゴソックスのキャプテンに就任した友居 京太郎(外野手・2年目)
その中で早くも別格の存在感を見せたのは「黄金世代」ルーキーたち。中でも最速150キロ右腕の冨水 大和(18歳・178センチ83キロ・右投右打・網走桂陽<北北海道>)「意識して取り組んでいる」リリースで縦に切るストレートでキャッチボールからパートナーの最速148キロ左腕・勝田 悠斗(22歳・177センチ72キロ・左投左打・津山<岡山>~愛媛大)に「エグい」の一言を発しさせ、シートノックでは沖縄高専から国立・琉球大工学部進学と言う変わり種の新城 翔太(遊撃手・184センチ80キロ・右投左打)が「守備は得意でない」当人コメントを完全に覆す軽快な動きで存在感を示した。
なお、徳島インディゴソックスは今後2月中は徳島県内での合同自主トレーニングと、2月26日(火)には岸 潤一郎、上間 永遠の徳島インディゴソックス出身ルーキーコンビもキャンプ中の埼玉西武ライオンズB班とも組まれている練習試合などで調整を続け、3月1日(日)から8日(日)までは恒例の徳島県海陽町キャンプで心技体を鍛錬。そして谷田成吾・新球団代表が中心となって繰り広げている「1万人動員プロジェクト」の下、3月末予定の四国アイランドリーグplus前期リーグ開幕シリーズへ向け、準備を進める。
(記事=寺下 友徳)
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