奪三振率8.6に3試合完封!平成の怪物・松坂大輔は選抜でもやっぱり凄かった!
春夏連覇を達成した松坂大輔は選抜から凄かった ※写真=共同通信社
14年ぶりに古巣・西武に復帰する松坂大輔。ベテランとなった大投手・松坂がどんな活躍を見せるのか注目を集めるが、松坂と言えば春夏連覇だろう。
平成の怪物として高校野球界を席巻した松坂、その始まりとなる第70回選抜高校野球大会。2回戦から登場した横浜は初戦で兵庫の報徳学園といきなり激突。松坂は9回に2点を失ったものの被安打6、奪三振8の快投で初戦を突破した。
3回戦では福岡の東福岡。日本大に進学し、プロでは打者として大成した村田修一コーチが当時エース。世代を代表する選手同士の投げ合いとなったが、松阪は被安打2、奪三振13で完封。三塁を踏ませない圧巻の投球でベスト8進出を果たすと、勢いが止まらない。
準々決勝の郡山戦では被安打5、奪三振7で2試合連続完封。準決勝のPL学園戦では先に点数を与えるものの、9回を2失点にまとめてチームの逆転勝ちに貢献。そして決勝戦では関大一を完封にシャットアウト。甲子園で躍動した松坂は見事優勝を成し遂げた。
松坂は全試合に先発し、3試合の完封など5試合すべて完投。失点は僅か4点のみで奪三振も43とほぼイニング数と同じ数字をたたき出し、奪三振率は8.6。文字通りエースとしてチームの優勝に貢献した。今年は3連覇の期待がかかる西武にベテランとして帰ってきた。チームの課題である投手陣に松坂はどんな影響を及ぼすのか。2020年の松坂も目が離せない。
・2回戦:報徳学園
9回 被安打6 奪三振8 与四死球2 失点2
・3回戦:東福岡
9回 被安打2 奪三振13 与四死球3 失点0
・準々決勝:郡山
9回 被安打5 奪三振7 与四死球2 失点0
・準決勝:PL学園
9回 被安打5 奪三振8 与四死球4 失点2
・決勝:関大一
9回 被安打4 奪三振7 与四死球2 失点0
5試合先発 45回 被安打22 奪三振43 与四死球13 失点4
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