米山、神宮、栗田など4年後、NPBも狙える顔ぶれがそろった駒澤大合格者18名に注目!
神宮隆太と米山魁乙
東都大学野球一部リーグに所属する駒沢大の合格者18名は4年後、NPBを狙える顔ぶれだった。ポジション別に紹介をしていきたい。
■投手
平賀 雄大(岡山理大附)
栗田 和斗(知徳)
米山 魁乙(昌平)
星野 恒太朗(福岡大大濠)
三浦 颯斗(八戸西)
■捕手
岩本 皓多(関西)
神宮 隆太(西日本短大附)
荻野 魁也(岩倉)
池上 歩(崇徳)
■内野手
藤原 涼雅(学法石川)
髙田 祐輝(倉敷工)
藤村 光政(京都外大西)
■外野手
大宮 昂汰郎(札幌第一)
尾崎 弘季(中京大中京)
今江 康介(東海大菅生)
各務 泰生(駒大苫小牧)
能仁 陸(広島工)
橋口 采生(日大豊山)
まず投手で注目なのは、栗田 和斗(知徳)と米山 魁乙(昌平)のプロ志望届け組だろう。栗田は恵まれた体格から振り下ろす速球は140キロ中盤を計測する右の本格派。スライダーの切れ味もよく、将来のエース候補だろう。米山は出所が見にくいフォームから繰り出す140キロ前半のストレートは球速表示以上にキレがあり、軽々と空振りが奪える。カットボールの切れもよく、米山が憧れ、駒大の先輩である今永昇太(横浜DeNA)のような投手になれるか。
また、星野 恒太朗(福岡大大濠)も高校時代はリリーフ中心の起用だったが、140キロ中盤の速球を投げ込む右の速球派だ。
捕手ではプロ志望届けを提出した神宮 隆太(西日本短大附)は高校通算26本塁打をマークする強肩強打の大型捕手。ポテンシャルは指名された捕手と比べても負けていない。また、荻野 魁也(岩倉)も長打力は高校生捕手トップクラスの長打力を誇る捕手だ。
内野手では藤原 涼雅(学法石川)に注目。常にフルスイングを見せ、高校通算40本塁打近く放った長打力は魅力的。NPB入りへ守備・走塁のレベルも高めることも鍵となる。
外野手では走攻守三拍子そろった今江康介(東海大菅生)や、本塁打を打てるパンチ力を持った橋口 采生(日大豊山)も数年後には主力選手争いを繰り広げてくれそうだ。
昨秋は一部最下位。順調に伸びていけば、優勝争いも見えてくるだろうし、10人以上はNPBや、強豪社会人、独立リーグで続けられる可能性をもった顔ぶれということは間違いない。
(記事=河嶋 宗一)
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