今年の選抜入場行進曲は何が来るのか?
第92回選抜高等学校野球大会(3月19日開幕)の入場行進曲の発表が近づいてきました。
入場行進曲は1962年の第34回大会『上を向いて歩こう』以降、基本的に前年のヒット曲が使われるようになっています。
レコード、CDの全盛期には、「前年に何枚売れた」「ミリオンヒット」などが選曲の時のフレーズになっています。そのため、予想もしやすかったんですね。
それが近年は傾向が変わってきました。2018年の第90回大会は、大会歌の『今ありて』。これは、「90回記念大会ということもあり、より親しんでもらおう」というのが選曲の理由です。2019年の第91回大会では、『世界に一つだけの花』と『どんなときも。』です。ここでは、「平成最後の甲子園大会ということを意識して、昨年にヒット曲ではなく、平成を象徴する2曲に決めた」というのが選曲の理由であることを主催者は語っています。
2年間、直近のヒットではない曲が続きました。この傾向が今年も続くのか、それとも前年のヒット曲なのか。この時期はそういった予想をするのも楽しみの一つですね。
今年のセンバツ行進曲は1月中旬に発表される予定です。
(記事=松倉雄太)