スポーツ界の二極化!野球の強豪校は、他の競技でも全国上位校なのか?
年末年始にかけて、今年も多くの高校スポーツ全国大会が行われています。
現在開催中なのは高校サッカーと高校ラグビーですが、12月には高校駅伝、高校アメリカンフットボール、高校ホッケー、高校バスケットボールが開催されて、それぞれ優勝校が決まりました。
この中から出場校が47校以上の駅伝とバスケ、それに今夏の[stadium]甲子園[/stadium](高校野球選手権)の上位8校を挙げてみたいと思います。
駅伝は仙台育英が男女アベック優勝。60校が出場したバスケは、男子が史上初の福岡同士の決勝、女子は東海地区のライバル対決となりました。
また、こうして上位8校を挙げると、近年さらに顕著になってきた私立高校(私学)優勢の現状が見えてきます。
高校野球は明石市立明石商業が公立高校で唯一のベスト8。駅伝は女子の長崎県立諫早が8位、バスケは女子の宮崎県立小林と石川県立津幡の2校がエリートエイト(8強)に進出しました。
残りはすべて私学になるんですね。駅伝男子の公立最上位は広島県立世羅の12位。高校バスケ男子は秋田県立能代工業、山口県立豊浦、船橋市立船橋の3校が3回戦まで進出しましたが、エリートエイト(8強)以上に残ることはできませんでした。
スポーツ界は二極化が進んでいると言われますが、私学と公立の傾向は今後どうなっていくのでしょうか。1月に頂点が決まるラグビー、サッカー、バレーボールがどんな傾向になるのか。楽しみにしたいと思います。
(記事=松倉雄太)