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箱根駅伝出場大学から見る出身プロ野球選手 優勝候補の東海大学からは14名

2019.12.17

箱根駅伝出場大学から見る出身プロ野球選手 優勝候補の東海大学からは14名 | 高校野球ドットコム
東海大学は明治神宮大会でベスト4に進出した

 2020年1月2日、3日に開催される箱根駅伝。前回大会で初優勝を飾った東海大学を中心に早くも盛り上がりを感じさせ、お正月が待ち遠しいファンも多いのではないだろうか。

 出場する大学の多くは、野球と同様に高校時代に実績を残した選手を獲得して育てていくが、野球においても名前のある学校が非常に多い。
 今回は箱根駅伝に出場する大学の、出身プロ野球選手を一覧で紹介したい。

※データは2019年の選手名鑑に基づき、育成選手も含む。

・東海大(14名)
久保裕也(楽天)、市川友也(ソフトバンク)、伊志嶺翔大(ロッテ)、田中広輔(広島)、菅野智之(巨人)、伏見寅威(オリックス)、赤間謙(DeNA)、鈴木昂平(オリックス)、大城卓三(巨人)、田中俊太(巨人)、渡辺勝(中日)、吉田侑樹(日本ハム)、中川皓太(巨人)、丸山泰資(中日)

・青山学院大(6名)
吉田正尚(オリックス)、加藤匠馬(中日)、渡邉雄大(ソフトバンク)、東條大樹(ロッテ)、杉本裕太郎(オリックス)、下水流昂(楽天)

・東洋大(11名)
甲斐野央(ソフトバンク)、梅津晃大(中日)、上茶谷大河(DeNA)、中川圭太(オリックス)、原樹理(ヤクルト)、小田裕也(オリックス)、鈴木大地(楽天)、藤岡貴裕(巨人)、小島脩平(オリックス)、大野奨太(中日)、清田育宏(ロッテ)

・駒澤大(7名)
大島洋平(中日)、戸柱恭孝(DeNA)、江越大賀(阪神)、今永昇太(DeNA)、増井浩俊(オリックス)、海田智行(オリックス)、白崎浩之(DeNA)

・帝京大(4名)
鶴田圭祐(楽天)、青柳晃洋(阪神)、塩見泰隆(ヤクルト)、西村天裕(日本ハム)

・法政大(8名)
中山翔太(ヤクルト)、若林晃弘(巨人)、石田健大(DeNA)、木下拓哉(中日)、西浦直亨(ヤクルト)、三嶋一輝(DeNA)、三上朋也(DeNA)、大引啓次(ヤクルト)

・國學院大(8名)
清水昇(ヤクルト)、山崎剛(楽天)、柴田竜拓(DeNA)、山下幸輝(DeNA)、杉浦稔大(日本ハム)、谷内亮太(日本ハム)、高木京介(巨人)、嶋基宏(楽天)

・順天堂大(0名)

・拓殖大(1名)
石橋良太(楽天)

・中央学院大(1名)
秋吉亮(日本ハム)

・東京国際大(1名)
伊藤和雄(阪神)

・神奈川大(1名)
足立祐一(楽天)、濱口遥大(DeNA)

・日本体育大(3名)
松本航(西武)、東妻勇輔(ロッテ)、大貫晋一(DeNA)

・明治大(21名)
荒木郁也(阪神)、糸原健斗(阪神)、髙山俊(阪神)、坂本誠志郎(阪神)、野村祐輔(広島)、上本崇司(広島)、阿部寿樹(中日)、石川駿(明治)、柳裕也(中日)、星知弥(ヤクルト)、吉田大成(ヤクルト)、上原健太(日本ハム)、島内宏明(楽天)、渡辺佳明(楽天)、山﨑福也(オリックス)、福田周平(オリックス)、岡大海(ロッテ)、関谷亮太(ロッテ)、菅野剛士(ロッテ)、齊藤大将(西武)、佐野恵太(DeNA)

・創価大(1名)
海老原一佳(日本ハム)、池田隆英(楽天)、田中正義(ソフトバンク)、石川柊太(ソフトバンク)、倉本寿彦(DeNA)、小川泰弘(ヤクルト)

・筑波大(1名)
寺田光輝(DeNA)

・日本大(10名)
京田陽太(中日)、弓削隼人(楽天)、山崎晃大朗(ヤクルト)、柿沼友哉(ロッテ)、戸根千明(巨人)、森脇亮介(西武)、吉田一将(オリックス)、十亀剣(西武)、長野久義(広島)、館山昌平(ヤクルト)

・国士舘大(5名)
重田倫明(ソフトバンク)、椎野新(ソフトバンク)、岩崎優(阪神)、屋宜照悟(ヤクルト)、岡本洋介(阪神)

・早稲田大(18名)
小島和哉(ロッテ)、大竹耕太郎(ソフトバンク)、笠井崇正(DeNA)、石井一成(日本ハム)、茂木栄五郎(楽天)、重信慎之介(巨人)、有原航平(日本ハム)、高梨雄平(日本ハム)、中村奨吾(ロッテ)、杉山翔大(中日)、大石達也(西武)、斎藤佑樹(日本ハム)、福井優也(広島)、上本博紀(阪神)、大谷智久(ロッテ)、青木宣親(ヤクルト)、鳥谷敬(阪神)、和田毅(ソフトバンク)

・中央大(13名)
鍬原拓也(巨人)、松田進(ロッテ)、神里和毅(DeNA)、島袋洋奨(ソフトバンク)、鍵谷陽平(日本ハム)、飯田大祐(オリックス)、井上晴哉(ロッテ)、遠藤一星(中日)、澤村拓一(巨人)、美馬学(楽天)、中澤雅人(ヤクルト)、亀井義行(巨人)、阿部慎之助(巨人)

 トップは明治大学の21名となった。
 明治大学はこの秋で退任した善波達也監督の元、毎年多くのプロ野球選手を輩出してる。箱根駅伝では予選会からの出場となったが、全日本大学野球選手権でも優勝を飾った硬式野球部に続く活躍が出来るか注目だ。

 また2連覇が懸かる東海大学は、出場校の中では3番目となる14名の結果だった。
 硬式野球部は全日本大学野球選手権、明治神宮大会とベスト4止まりとなり悔しい結果となったが、箱根駅伝では優勝候補にも挙げられており注目だ。

 競技、立場は違えど、真剣勝負に全てを懸けるアスリートの戦いは非常に美しい。残り16日と迫っている箱根駅伝ではどんな感動が生まれるか非常に楽しみだ。

(記事=栗崎 祐太朗

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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