12球団最多の独立リーグ出身の支配下登録選手が在籍する埼玉西武!5人に期待したいことは
左から上間永遠、松岡 洸希、岸潤一郎
埼玉西武ライオンズは12日、所沢市内で新入団選手会見を行った。その中で、本指名で独立リーグ出身の選手が3人指名されているということ。
今年の新入団選手を含めて、支配下登録選手5名は12球団最多となった。今、独立リーガーの本指名はかなり難しい時代になってきているだけに、この数字の多さは突出している。埼玉西武に所属する独立リーグ出身の選手を下記に紹介していきたい。
・9891(横芝敬愛-徳島インディゴソックス)
・水口 大地(大村工-長崎セインツ-香川オリーブガイナーズ)
・松岡 洸希(桶川西-武蔵ヒートベアーズ)
・上間 永遠(柳ヶ浦-徳島インディゴソックス)
・岸 潤一郎(明徳義塾-徳島インディゴソックス)
その中で新入団の松岡、上間、岸の3人の期待は高い。松岡は発表会でMCからの説明もあったように潮崎編成グループディレクターがほれ込んだ速球派サイドハンド。上間は19歳ながら、周りに惑われるされることなく、その日の調子によって最善のピッチングができる先発型。岸はかつて明徳義塾は二刀流として活躍したスター選手で、徳島インディゴソックス入団後は内外野を守れるユーティリティプレイヤーとして活躍し、「観客が多いときほど燃える」と語るように観客が多かった試合ほど結果を残す勝負強さも魅力だ。
埼玉西武はカテゴリ関係なく良いと思った選手を上位で指名する姿勢は評価ができる。ただ独立リーガーの指名が続くのもこの5人の活躍次第となる。だからこそこの5人は自分の野球人生だけではなく、独立リーガーの価値も高めるためにもぜひ来季の活躍を期待したい。
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