プロ25選手が参加!愛・野球博presents 「ベースボールクリスマス2019in愛媛」四国で初開催!
子どもたちとキャッチボールを楽しむ参加25選手
2019年12月8日(日)愛媛県西条市にある四国屈指の屋内運動場である西条市東予運動公園「ビバ・スポルティアSAIJO」においてNPB全12球団25選手、NPB審判員4名にOBの内藤 尚行氏、野口 茂樹氏らが参加しての「えひめ愛・野球博presents ベースボールクリスマス2019in愛媛」が開催された。
これは「野球」の言葉を編み出した俳人・正岡 子規ら過去に数々の野球人を生み出し、各年代で全国制覇を遂げてきた野球王国・愛媛の発展や地域活性化を図るため、全国初の「野球」をテーマとしたスポーツ・文化両面にわたるイベント等を行うべく2018年から3年間の会期で開催されている「えひめ愛・野球博」に対し「一般社団法人日本プロ野球選手会が子どもたちに野球を伝えていきたいと考えている私たちの気持ちを受け止めてくれて」(中村 時広・愛媛県知事)、一般社団法人日本プロ野球選手会と愛・野球博実行委員会の共催により四国内で初開催となったもの。
この日は家族連れを中心とした約5,000人の観衆が集結。午前中は「ゆうボール」を使った全25選手たちとのキャッチボールや、愛媛銀行Presents選手トークショーでの秋山 拓巳(西条卒・阪神タイガース)、平井 諒(帝京第五卒・東京ヤクルトスワローズ)、安樂 智大(済美卒・東北楽天ゴールデンイーグルス)、アドゥワ 誠(松山聖陵卒・広島東洋カープ)、土居 豪人(松山聖陵卒・千葉ロッテマリーンズ)といった愛媛県高卒5投手による軽妙なトークで楽しんだ。
午後からはブルペンからの投球でNPB審判員たちの「ストライク!」コールを受ける「伊予銀行Presents審判にジャッジしてもらおう!」など各ブーツ趣向を凝らしたメニューが並ぶ中、中央の競技エリアではJA共催presents12球団対抗タオルしっぽ取りゲームなど2種目のゲームを開催。ここでは「徳島インディゴソックス時代に子どもたちに野球を教えていたことを思い出した」増田 大輝(読売ジャイアンツ)らが子どもたちとはしゃぎあいながら真剣勝負することの大切さを教えていた。
かくして「まずは普段いけない地方に行って子どもたちが野球に興味を持ってほしいと思っている中で、子どもたちが楽しんでくれたことがうれしい」と大島 洋平(中日ドラゴンズ)前・一般社団法人日本プロ野球選手会理事長も笑顔で語った6時間はあっという間に終了。25選手たちは「久々に地元へ帰ってきて応援してくれることがわかったので、気持ちを強く持って来季に臨みたい」秋山をはじめ、2020年シーズンへの意気を新たにして、四国の連峰とひうち灘を同時に臨む「ビバ・スポルティアSAIJO」を後にしている。
(記事=寺下 友徳)