阪神ドラ1・西純矢(創志学園)は背番号15の出世頭・湯舟敏郎を超えることができるか?
阪神ドラフト1位・西純矢(創志学園)
阪神ドラフト1位の西純矢(創志学園)が背番号15を背負うことが決まった。この背番号。過去を振り返ってもドラフト1位の投手が背負うことが多い。
1985年ドラフト1位 嶋田 章弘(簑島出身)
1990年ドラフト1位 湯舟 敏郎(興国出身)
2000年ドラフト1位 藤田 太陽(新屋出身)
2014年ドラフト1位 横山 雄哉(山形中央出身)
その中で超えるべき目標は湯舟だろう。1990年ドラフト1位で入団し、1992年には11勝を上げ、さらに6月14日にはノーヒットノーランを達成し、当時の優勝争いに貢献する活躍を見せ、阪神在籍中は59勝78敗、25完投10完封、二けた勝利3回と素晴らしい実績を収めている。また、ドラフト制の前に入団し、戦前時代から阪神で活躍した御園生 崇男(山口中)は通算127勝を挙げている。
西は湯舟や御園生を目指せる潜在能力は持っている。最速154キロの速球、130キロ後半を超えるスプリット、チェンジアップ、キレ味抜群のスライダーと奥川恭伸(星稜)、佐々木朗希(大船渡)の陰に隠れるが、負けていない投手だといえる。
湯舟並みの勝ち星を挙げることができれば、阪神にとってはかなり大きな戦力になる。
プロ1年目からどんな歩みを見せていくのか、注目が集まる。
(記事=河嶋 宗一)
関連記事
◆野茂直伝のフォークでアメリカ打線を圧倒した西純矢(創志学園)!スーパー野球選手を世界の舞台でも実践!
◆153キロ到達につなげた 「冬の秘密トレーニング」 西純矢(創志学園)
◆西の指名で2020年代の阪神は明るい未来が待っている!