東京六大学全チームの主将が決定!早慶からはドラフト上位候補・早川、守備職人・瀬戸西などが就任
瀬戸西純(慶応義塾大)と早川隆久(早稲田大)
明治神宮大会を制した慶応義塾大が所属する東京六大学野球。神宮球場を舞台に各校が熱い戦いを繰り広げているが、新チームの主将が全チーム出揃った。そこで今回は簡単にはなるが、各校の主将を紹介していきたい。
慶応義塾大:瀬戸西純(慶応義塾出身)
慶応義塾時代は3年生の夏に公家響(現明治大)がいた横浜の前に3対9で敗戦。惜しくも甲子園を逃したが、大学進学後は1年生春からリーグ戦に出場している。高校からの同期で副将の木澤尚文とともに学生野球最後の1年に挑む。
法政大:中村迅(常総学院出身)
茨城の名門・常総学院時代は3年の夏にエース・鈴木昭汰(現法政大)とともにベスト8進出に貢献。法政大進学後はなかなか出場機会が巡ってこなかったが、3年生になるとリーグ戦への出場を果たしている。
早稲田大:早川隆久(木更津総合出身)
木更津総合時代は甲子園ベスト8、さらにU-18も経験。周りからの期待を受けて進学してきた、世代屈指の好投手。1年生の春からリーグ戦で登板して、ここまで7勝12敗と負けが先行しているが、学生野球ラストイヤーでの飛躍に注目が集まる。
立教大:宮慎太朗(市立船橋出身)
市立船橋では3年生の夏に千葉大会決勝戦進出。木更津総合の早川隆久(現早稲田大)相手に8回まで2対2の接戦を演じるも、最終回に勝ち越しを許し、9年ぶりの甲子園を逃している。立教大では2年生の春にリーグ戦初出場を果たして主将に就任した。
明治大:公家響(横浜出身)
横浜から明治大へ進学。3年生の夏にはエース・藤平尚真(現楽天イーグルス)とともに甲子園に出場。初戦の東北戦ではホームランを放つ活躍。続く履正社の前に敗れたがインパクトを残した公家は2年生の秋から出場機会を獲得して主将となった。
東京大:笠原 健吾(湘南出身)
湘南高校から東大へ進学。高校時代は持ち前のバットコントロールの良さと、広い守備範囲を武器にチームを牽引。夏の大会5回戦で桐光学園に3対10で敗戦したが、東京大では1年生の秋からリーグ戦に出続けている。
彼らを中心に2020年の六大学野球はどのような戦いを見せてくれるのか、来春の神宮球場も見逃せない。
(記事=田中 裕毅)
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