最後の夏では才木(阪神)から本塁打!高校時代は無名も、ドラ1に成り上がった佐藤直樹(JR西日本)!

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2019.11.28

佐藤 直樹

 福岡ソフトバンク1位指名を受けた佐藤直樹(JR西日本)が仮契約を結んだ。今回は伸び盛りの大型外野手の軌跡を振り返る。

 社会人に進んで一気に評判を高めた。

 報徳学園時代、佐藤は最後の夏、3番ライトで出場するもドラフト候補として注目されたわけではない。同じ兵庫では当時のエースだった左腕・主島 大虎(現・Honda鈴鹿)、神戸国際大附東郷 太亮(王子)、平内 龍太(亜細亜大)、須磨翔風のエース・才木 浩人(阪神)、明石商のエース・吉高 壯(日体大)など好投手たちの注目度が高かった。

 そんな中、佐藤のラストサマーを振り返ると、打者としてしっかりと結果を残している。まず初戦の須磨翔風戦では才木から本塁打を含む4打数2安打2打点の活躍。才木から打ったことで調子を上げた続く高砂南戦では4打数2安打5打点の活躍。しかし以降の3試合は無安打に終わり、17打数4安打8打点と思うような結果を残せなかった。

 才木から本塁打を放つなど突如とした爆発力は素晴らしいものはあり、そういうポテンシャルの高さがJR西日本入社につながったといえるが、まだ打撃に波があった。

 JR西日本入社後、ポテンシャルの高さを生かし、入社2年目にレギュラー獲得。プロの交流試合で結果を残し、スカウトの目に留まり、少しずつ評価を上げていく。今年の都市対抗でも14打数6安打3打点の活躍を見せ、評価を高めた佐藤。打撃だけではなく、50メートル走5秒8・遠投120メートルの身体能力の高さも評価された。

 まだ打撃フォームを崩されての凡打など、粗削りな部分は多いが、完成形になったらとてつもないパフォーマンスを発揮する選手になるかもしれない。そういう期待感をもって福岡ソフトバンクは1位で指名したのだろう。

 高校時代は有名ではなくても、1つの活躍、成長をきっかけにプロのスカウトから注目されるきっかけを作った佐藤。さらに一軍で活躍するサクセスストーリーを描くことができれば、多くの野手の励みになるはずだ。

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