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筒香以来の地元高卒ドラ1の森敬斗(桐蔭学園)は生え抜き高卒正遊撃手の座を獲れるか?

2019.11.25

筒香以来の地元高卒ドラ1の森敬斗(桐蔭学園)は生え抜き高卒正遊撃手の座を獲れるか? | 高校野球ドットコム
森敬斗(桐蔭学園)

 11月22日、横浜DeNAベイスターズは新人7名の入団会見を行った。

 その中で注目が集まったのは1位の森敬斗桐蔭学園)。神奈川高校出身のドラ1では筒香嘉智横浜出身)以来となる。

 森は筒香にはない魅力がある。二塁打では7秒前半を計測する俊足。遊撃の深い位置からでもダイレクトに投げられる強肩。決して大型ではないが、巨人スカウト部長から絶賛を受けた木製バットの対応力も見逃せない。体幹を使って、鋭い打球を飛ばせる技術の高さは魅力だ。

 そしてチーム思いな人柄、端正な顔立ちということで、かなりの人気が集まっている。

 現在の横浜DeNAは二軍の遊撃手を見ると、不動のレギュラーはおらず、15試合に出場した狩野 行寿、34試合の大河(松尾大河)は戦力外となった。そういう意味で森はかなりチャンスがある中で入団できたといえる。

 遊撃守備を見ると粗削りでかなり課題は多い。それでもあの肩、脚力を見れば、鍛えこんでいきたいと思わせる魅力がある。

 地元の高校生スター遊撃手が、そのままプロでもスタメン獲得となれば、ベイスターズファンからすれば、夢のような話である。

 その道のりは大変険しいが、ぜひ実現してほしい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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