なんとドラ1が2名も!2018年のアジアウインターリーグに出場したドラフト指名の選手たち
河野竜生(鳴門-JFE西日本)
NPBだけではなく、JABA(日本野球連盟)の若手選手も登場する。今、振り返れば2018年のJABA選抜は2019年のドラフトで上位指名を受けた選手が多くいたチームだった。
2018年のアジアウインターリーグに出場し、ドラフト指名を受けた選手は以下の通り。成績はアジアウインターリーグで残したものである。
・小深田大翔(神戸国際大–近大―大阪ガス)19打数6安打1打点 打率.316 東北楽天1位
・河野竜生(鳴門–JFE西日本)6試合 1勝0敗 27.1回 32奪三振 防御率2.96 北海道日本ハム1位
・立野和明(中部大一 - 東海理化)3試合 0勝2敗 5.2回 4奪三振 防御率9.53 北海道日本ハム2位
なんといずれも2位以上。小深田は俊足巧打の社会人ナンバーワンショートで、即戦力としての期待が高い。河野は最速147キロのストレートと多彩な変化球を駆使する完成度の高い左腕で、1年目からローテーション入りが期待される逸材だ。立野は伸びやかなフォームから繰り出す150キロ前後の速球を持ち味にする。
アジアウインターリーグは、NPBの選手と真剣勝負ができる絶好の機会だ。そういう経験を糧に即戦力で活躍できるか注目したい。