ウインターリーグに臨む根尾昂(中日)・横川凱(巨人)の大阪桐蔭コンビは活躍を見せることはできるか?
横川凱と根尾昂
ウインターリーグに臨む根尾昂(中日)・横川凱(巨人)の大阪桐蔭コンビは活躍を見せることはできるか?
11月23日から始まる2019アジアウインターベースボールリーグ。日本からNPBから2チーム、社会人野球を束ねる日本野球連盟から若手を中心としたJABA選抜の3チームが登場する。
そこで気になる出場選手を紹介したい。まずは根尾昂(中日)、横川凱(巨人)の大阪桐蔭コンビだ。
根尾は二軍で、108試合に出場し、2本塁打33打点、打率.210とドラフト1位としては物足りない数字に終わり、年俸も減俸となった。さらに来季から外野に挑戦と、根尾にとっては吸収しなければならない試合となるだろう。
一方、横川は二軍戦で4試合登板に終わったが、三軍戦では18試合に登板し、防御率1.85、58.1回を投げ、53奪三振とイニング数に近い三振を奪っており、1年目として成果を残した。
190センチ85キロと恵まれた体格から投げ込む速球は角度はあるが、常時130キロ後半の速球をどれだけ伸ばせるかが生き残るための課題となる。
ウインターリーグで来季の飛躍のきっかけとなるような活躍にすることができるか、注目だ。
(文=河嶋 宗一)