大阪ガスの2大会連続日本選手権優勝に貢献した履正社出身のエースが引退。最終年も活躍
高校時代の阪本大樹
大阪ガスの阪本大樹(履正社出身)投手の引退が明らかとなった。阪本が自身のSNSアカウントで発表した。
阪本はエースとして13年センバツに出場。関西大では明治神宮大会に出場。さらに、大学4年では、大学日本代表に選ばれ、2017 第29回 ユニバーシアード競技大会にも出場した。
大阪ガス入社後も主力投手として活躍した。速球は常時140キロ前半だが、多彩な変化球を操り、強力な打者を抑える投球が光った。
2019年の日本選手権ではエースとして優勝に導き、21年の決勝戦もリリーフながら、4回を投げ、無失点。大会を通して10.1回を投げ、自責点1と抜群の安定感を示し、優勝に貢献した。昨年の都市対抗では、JFE東日本戦が現役最後の公式戦登板となった。最終年も素晴らしい活躍。26歳での引退となった。
第2の人生でも野球に携わることになるのか。ぜひ素晴らしい野球人生で得た経験を後進に伝えてほしい。