春夏も期待できる結果!常総学院のここまでの戦歴を振り返る!
一條力真(常総学院)
秋季関東大会は全日程が終了。10月27日に決勝が群馬県の[stadium]上毛新聞敷島球場[/stadium]で行われ、群馬予選3位の健大高崎が山梨学院(山梨1位)を3対0で破り、初優勝を飾った。
今回は優勝した健大高崎を1回戦で9回までリードし、苦しめた常総学院の戦歴を見ていきたい。
◆第72回秋季関東地区高等学校野球大会
1回戦 常総学院4 – 5健大高崎
◆第72回秋季関東地区高等学校野球 茨城県大会
決勝戦 常総学院8 – 1霞ヶ浦
準決勝 常総学院7 – 2石岡一
準々決勝 常総学院4 – 2土浦日大
3回戦 常総学院10 – 1日立一
2回戦 常総学院5 – 1水戸啓明
◆第72回秋季関東地区高等学校野球 茨城県大会 県南地区予選
代表決定戦 常総学院7 – 0牛久
常総学院は予選を含め、茨城県大会の6試合で7失点と1試合平均で1点台の失点で高い守備力を誇る。今夏代表の霞ヶ浦にも1失点に抑え込んだ。また茨城県大会では全て4点差以上の点差をつけ、優位に試合を進めることに成功。決勝では霞ヶ浦を相手に7点差をつけ勝利するなど、他を寄せ付けることなく茨城を制した。
攻撃力もかなり高く、茨城県大会6試合で41得点を挙げ、1試合平均で6点を超える得点を挙げている。この強さは春夏と茨城をリードしていくことになるだろう。
関東大会では1回戦で破れてしまったものの、優勝した健大高崎を9回までリードする善戦を見せた。9回に3失点し、逆転を許したものの、先発の一條力真が8回までで2失点と試合を作る好投を見せた。勝利目前だったために悔やまれる9回となった。この悔しさを糧にどこまで一冬で力をつけてくるのか楽しみだ。