公式戦9連勝中の大阪桐蔭の圧倒的な勝ち上がりぶり!!
秋季近畿大会もベスト4が出揃った。準決勝まで勝ち進んだのは大阪桐蔭、履正社、天理、智辯学園の4校。
今回は根尾 昂、藤原恭大を擁した黄金世代以来の甲子園出場を目指す大阪桐蔭のここまでの秋の勝ち上がりを紹介したい。まずは秋季大阪府大会大会からの戦歴を見ていく。
◆秋季近畿地区高等学校野球大会
準決勝 智辯学園
準々決勝 4vs3 明石商
1回戦 19vs1 立命館守山
◆秋季大阪府大会大会
決勝 9vs6 履正社
準決勝 13vs2 初芝立命館
準々決勝 11vs0 上宮
5回戦 9vs1 近大附
4回戦 12vs0 大阪産大付
3回戦 13vs2 岸和田
2回戦 24vs0 渋谷
大阪大会を圧倒的な力で勝ち抜き履正社との熱戦を戦い抜いた大阪桐蔭。
秋季大阪府大会の7試合で91得点、1試合平均13得点を叩きだした打線は、秋季近畿大会でも存在感抜群だ。
初戦の立命館守山戦では、2番・伊東 光亮、5番・船曳 烈士や代打で出場した前田 健伸にも本塁打が飛び出し、4回までに3本塁打を含む10本の長打で17安打で19得点を挙げ、圧倒的な得点力を見せつけた。
続く準々決勝の明石商戦では来年のドラフト候補である明石商中森 俊介から3番・西野 力矢(2年)が外のボールを上手く引き付けて、ライトスタンドに飛び込む本塁打を放つなど中森を攻略。3季ぶりの甲子園を確実なものにした。
打線を引っ張るのは西野 力矢と仲三河 優太の2人だろう。圧倒的な打力を誇り、大阪大会の決勝では仲三河が甲子園優勝を経験した履正社・岩崎 峻典から本塁打、勝てば甲子園出場へ大きく近づく近畿大会準々決勝明石商戦では来年のドラフト候補・中森から西野が本塁打を放つなど、ここぞの場面で全国でも屈指の好投手から本塁打を放つ勝負強さも持っている。
投手陣も速球派が勢揃い。申原 理来、146キロ左腕・松浦 慶斗、竹中 勇登、関戸 康介などの実力者が多数存在する。その中でも投手陣を引っ張るのはエース・藤江 星河だ。藤江は先発すると着実に試合を作り上げる投球を見せる。大阪大会決勝では履正社打線を7回途中2失点、近畿大会明石商戦でも明石商・中森に負けない投球で3失点完投。試合を確実に作り上げる高い能力を持っている。
近畿大会ベスト4入りし、選抜甲子園へ一歩前進したが、このまま近畿大会を制して勢いをつけて甲子園に乗り込みたい。
■日程詳細・応援メッセージ
第72回 秋季近畿地区高等学校野球大会
◇2日の試合予定