秋山翔吾の後釜を狙う期待の高卒外野手4名たち

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   
2019.10.30

高校時代の愛斗

 埼玉西武ライオンズの秋山 翔吾選手が海外FA権を行使して、メジャーを目指すことを明かした。長年、埼玉西武のセンターを担ってきた秋山の流出はかなりの痛手になるが、逆に若手選手にとってチャンスになる。

 今回、高校野球ドットコムが独断と偏見で選んだプロスペクトたちはこの4名だ。

愛斗(武田愛斗)高卒4年目 花咲徳栄出身
 高校時代は旧姓の大瀧 愛斗として活躍を見せた大型外野手。大阪の浜寺ボーイズでプレーしていた愛斗は花咲徳栄の岩井監督に誘われて、入学。

『もうはまだ まだはもう』という合言葉で自身を奮い立たせていた。この言葉の意味について高校時代、こう明かしてくれた。「『もう無理』と言っている人間に限って、まだ限界には達していなくて。逆に『まだ行ける』と努力している人間は、もう限界という極限までたどり着く事ができるという意味です」

 努力を重ねた愛斗は最後の夏に甲子園に出場し、14打数7安打の活躍を見せ、2015年ドラフトでは、4位指名を受け、埼玉西武に入団。入団2年目に一軍初出場。今シーズンは自己最多の42試合に出場し、53打数8安打3打点に終わったが、二軍では51試合で8本塁打35打点、打率.302と格の違いを見せている。二軍で見せたパフォーマンスを一軍の舞台で発揮するしかない。

鈴木 将平 高卒3年目 静岡出身
 高校時代は走攻守三拍子揃った外野手としてU-18代表に選出された。木製バットにも順応し、第11回 BFA U-18アジア選手権の香港戦では本塁打を放ち、優勝に貢献した。2016年のドラフトでは埼玉西武から4位指名を受け、高卒3年目の今年に一軍昇格し、16試合に出場し、28打数4安打を記録。鈴木も愛斗同様、二軍では76試合に出場し、2本塁打21打点、13盗塁、打率.305と格の違いを見せている。来季は一軍定着へ向けて勝負のシーズンとなる。



高校時代の鈴木将平

西川 愛也 高卒2年目 花咲徳栄出身
 花咲徳栄時代は独特の打撃フォームから安打を連発する姿は天才的な打撃センスと評され、最後の夏は甲子園優勝に貢献した左の巧打者。

 高卒2年目では二軍で103試合に出場し、3本塁打25打点、10盗塁、打率.242に終わった。93安打の中身を見ると、10二塁打、3三塁打と長打も多い。高卒3年目は飛躍の年としたい。

高木 渉 高卒2年目 真颯館出身
 高校時代は投げては最速146キロ、打者としても高校通算27本塁打、50メートル5秒9の俊足と投打とも才能が高く、スウトから注目を受けた逸材。2017年のドラフトでは育成枠1位指名を受け、育成選手としてのスタートになったが、西武入り後、抜群の身体能力を生かす技術が備わり、2018年11月に支配下登録選手を締結。高卒2年目に一軍デビューを果たし、二軍では83試合に出場し、12本塁打、36打点、打率.256と二軍ではチーム最多本塁打を放った。秋山 翔吾を彷彿とさせる構えから広角に長打が打てるポテンシャルの高さは素晴らしいものがある。

 ポテンシャルは非常に素晴らしいものを持った4人の選手たち。他にも川越 誠司戸川 大輔の北海出身コンビなど楽しみな野手が多く、こういう選手たちがしっかりと突き上げを果たせば、埼玉西武の野手陣はもっと層が厚くなるはずだ。

【関連記事】
九鬼隆平(秀岳館出身)に続いて鈴木将平(静岡高出身)もプロ初HRを記録!2016年のU18日本代表の活躍 【ニュース - 高校野球関連】
石川昂弥は高水準キープ!森敬斗、田部隼人のDeNA遊撃コンビが躍動! 【ニュース - 高校野球関連】
第268回 夏の代替大会が開催されることを願って…。全国のドラフト・注目野手リスト一覧【ドラフト特集コラム】
第1136回 秋季千葉大会3完封でブレイクの竹内将悟(拓大紅陵) 関東での悔しさ糧に「野手を助けられる投手に」 【2020年インタビュー】
第74回 通算180本塁打のスラッガー・浅村栄斗(東北楽天)が大阪桐蔭に入学した意外なワケ【恩師が語るヒーローの高校時代】
第5回 山陽道でそれぞれの時代を形成してきた岡山東商、広島商、宇部商【高校野球の時代を作った商業校、工業校】
第999回 世代屈指の剛腕・高橋(中京大中京)など東日本注目投手16名リスト!【大会展望・総括コラム】
第997回 花咲徳栄、浦和学院はもちろん2020年の埼玉のトップを走る6チームは??【大会展望・総括コラム】
第1091回 野球人生の分岐点は兄の直言があった。川野涼多(九州学院)が松井稼頭央二世と呼ばれるまで 【2019年インタビュー】
花咲徳栄vs拓大紅陵【2019年秋の大会 第72回秋季関東大会】
山梨学院vs花咲徳栄【2019年秋の大会 第72回秋季関東大会】
第1064回 韮澤雄也(花咲徳栄)が初の国際舞台でも活躍できたのは、徹底的な自己管理にあった【後編】 【2019年インタビュー】
第1062回 韮澤雄也(花咲徳栄) 仲間に支えられ、ともに駆け抜けた最後の夏【前編】 【2019年インタビュー】
花咲徳栄vs西武台【埼玉県 2019年秋の大会 埼玉県大会】
花咲徳栄vs浦和学院【埼玉県 2019年秋の大会 埼玉県大会】
藤枝明誠vs加藤学園【静岡県 2019年秋の大会 秋季東海地区高校野球静岡県大会】
第1039回 目的意識を持った打撃練習が生んだマルチヒット 安打製造機・韮澤雄也(花咲徳栄)が意識すること 【2019年インタビュー】
秋山 翔吾(横浜創学館) 【選手名鑑】
川越 誠司(北海) 【選手名鑑】
鈴木 将平(東海大望洋) 【選手名鑑】
鈴木 将平(静岡) 【選手名鑑】
高木 渉(真颯館) 【選手名鑑】
戸川 大輔(北海) 【選手名鑑】
戸川 大輔(広島国泰寺) 【選手名鑑】
西川 愛也(花咲徳栄) 【選手名鑑】
小山 【高校別データ】
静岡 【高校別データ】
静岡市立商 【高校別データ】
科学技術 【高校別データ】
静岡学園 【高校別データ】
静岡商 【高校別データ】
静岡一 【高校別データ】
真颯館 【高校別データ】
星陵 【高校別データ】
花咲徳栄 【高校別データ】
三島 【高校別データ】
森 【高校別データ】
横須賀 【高校別データ】

コメントを投稿する

前の記事:
鳥栖(佐賀)のクローザー・寺澤神が目指す投手像とは?
次の記事:
宮城大弥(興南)の例から見ても分かる500球以内ルールが今までと変わらない理由
最新ニューストップに戻る サイトトップに戻る