星稜の強肩捕手・山瀬 慎之助はバッテリーを組んだエース・奥川 恭伸とともにプロ志望届を提出した。そんな山瀬について、林和成監督はどう評価しているのか話を聞いた。

――山瀬慎之助捕手について伺いたいと思います。山瀬選手の持ち味といえば肩の強さですが、入学当初からずば抜けていたのでしょうか?

林和成監督(以下 林監督) そうですね。私も長い間、指導した中でもあの肩の強さはいろいろな野手を見てきた中でも一番だと思います。

――また山瀬選手のプレーを見ていてとても負けず嫌いの一面が伝わってきました。

林監督 彼は本当に真面目な子で、チームで一番努力する選手でもありますので、そういうところが負けず嫌いとして出ると思います。

――山瀬選手からキャッチングは苦手で、投手陣に指摘され、その悔しさをバネにして上達した話を聞くと、向上心が強い選手だと感じます。

林監督 彼は自分が立てた目標に対してなんとしても達成するぶれない心を持っているのが良いところだと思います。

――また、奥川投手と組んで、投手の引き出す能力も長けていると感じます。

林監督 いや、投手を引き出す能力はこれから勉強する必要があります。
 ただやはり彼もゾーンに入ってキャッチング、スローイング、投手とともにゲームを作る能力はあると思いますので、そういうところは次の舞台でも遺憾なく発揮してほしいですね。

――ありがとうございます。それではプロのステージで勝負する山瀬選手へメッセージをお願いします。

林監督 彼の持ち味である肩は大きな武器です。それ以外の部分はそのステージのレベルに適応できる捕手になってほしいですね。

 林監督は1998年から星稜のコーチとして指導者をスタートさせ、20年以上は星稜の選手を見ている。その中でナンバーワンと評する山瀬の肩の強さは改めてずば抜けていることが分かる。

 果たして山瀬の下に吉報は届くのか。