先輩の分まで優勝を狙う!東海大菅生注目左腕・新倉寛之の大会への想い
抽選会に参加した新倉寛之(東海大菅生)
7日に決定した秋季東京都大会の本大会の組み合わせ。勝てば来春の選抜がほぼ確定となる大事な大会に出場する64校は、優勝を目指して初戦に向けて最終調整に入っているだろう。
その中の1つには西東京の名門・東海大菅生ももちろん含まれる。秋季東京都大会では初戦で都立福生と対戦が決定。勝てば次に東海大高輪台とのTOKAI対決の可能性がある。
この抽選会に足を運んだのは、何と旧チームから主戦で活躍するサウスポー・新倉寛之だ。
「『自分が投げる大会なんだから、行ってこい』と監督に言われまして参加しました」と若林弘泰監督からの一言でこの抽選会に参加した。
ここまでの調子を聞くと、「東海大相模や桐光学園などと練習試合をやらせて、抑えられたので調子はいいです」好調ぶりをアピール。その上で「今年は選手それぞれの能力は先輩に比べると低いですが、繋いでいく姿勢はあります」と旧チームは一味違うことを語ってくれた。
その先輩方は現在も練習を手伝ってくれているそうで、充実した練習をすることが出来ているそうだ。
「選抜出場、そして日本一を目指します」と意気込みを語った新倉。昨秋は決勝戦で国士舘に敗れ、準優勝。選抜も逃すこととなり、夏の甲子園も届かなかった。その悔しさを胸に秘め、新倉がチームにどんな形で貢献するのか。そのピッチングに注目だ。