ラグビーW杯で大活躍の松島は桐蔭学園高OB!NPBでは誰がいる?
9月20日、ラグビーのワールドカップが開幕した。その開幕戦で日本代表はロシア代表と対戦。松島幸太朗がハットトリックを達成し30-10でみごとに勝利を収めている。
その松島は神奈川県の桐蔭学園高校出身だ。同校は松島が所属していたラグビー部、そしてサッカー部、野球部も強豪として知られている。
野球部のOBには高橋由伸元巨人監督を筆頭に関川浩一(元・阪神ほか)、平野恵一(元・阪神ほか)、G.G.佐藤(元・西武ほか)、高木大成(西武)など主力選手として活躍した選手も少なくない。
鈴木大地や茂木栄五郎など現役で活躍する選手たち
茂木栄五郎(楽天)
もちろん現役選手も多くいる。ロッテの中心打者である鈴木大地もそのひとり。今シーズンは開幕スタメン落ちと悔しい思いをしたが、すぐに巻き返し規定打席にも到達している。
例年に比べると打撃も好調ですでに本塁打、打点はキャリアハイを更新済み。2014年に記録した打率.287(533打数153安打)を超えることができるか注目が集まる。
楽天の茂木栄五郎も同校の出身だ。毎年のように故障で離脱していたが、すでにキャリア最高の137試合に出場。自己最多となる157安打を記録し、上位打線としてチームを引っ張っている。
茂木と高校時代の同級生にあたるのが若林晃弘(巨人)である。2年目の今シーズンは離脱した吉川尚輝に代わって二塁のポジションで出番を確保。完全なるレギュラーに定着とはならなかったものの、72試合で打率.246(224打数55安打)、5本塁打、21打点、11盗塁とまずまずの成績を残している。
その他には齊藤大将(西武)、山野辺翔(西武)、井領雅貴(中日)が2019年シーズンをNPBで戦っている。
今シーズン、とくに結果を残しているのは鈴木、茂木、若林の3人だ。その鈴木と茂木がパ・リーグの3位を争っており、若林はすでに優勝メンバーの仲間入りを果たしている。
これからのシーズン終盤戦、そしてポストシーズンではラグビー日本代表の松島のような活躍でチームを勝利に導くことができるだろうか。NPBでも桐蔭学園高校OBの躍進に期待したい。
※数字は2019年9月21日終了時点
(記事=勝田聡)
関連記事はこちら!
◆茂木栄五郎「長打をより多く打つ。それが自分の生きる道だった」【前編】
◆千葉ロッテマリーンズ 鈴木 大地選手「求めるは柔らかさと硬さの共存」