習志野が秋初戦を5回コールド勝ち!主砲・櫻井など甲子園経験者が引っ張る布陣!【秋季千葉県大会】
サヨナラ3ランを放った櫻井享佑(習志野)
この夏、8年ぶりの甲子園出場を果たし、3季連続の甲子園出場を目指す習志野が秋初戦を迎え、12対0の5回コールド勝ちで、芝浦工大柏を下し、初戦突破を決めた。
千葉県は夏の甲子園に出場すれば、地区予選免除で県大会に出場できる仕組みとなる。習志野にとっては1か月ぶりの公式戦である。そんな初戦のスタメンは以下の通り。
1番セカンド 乘松唯人(1年)
2番レフト 小林風太(1年)
3番ショート 角田勇斗(2年)主将
4番ファースト 櫻井亨佑(2年)
5番センター・ 高橋雅也(2年)
6番サード 和田泰征(2年)
7番ライト 飴谷廉広(1年)
8番キャッチャー 宮下征也(2年)
9番ピッチャー 山根雄峰(1年)
試合は2回裏、6番和田の三塁打でチャンスを作り、8番宮下の適時打で1点を先制。3回裏にも4番櫻井の2点適時打で3対0と点差を広げ、4回裏には一挙5点を追加し、そして5回裏には1点を追加した後、4番櫻井のコールドを決める3ランで12対0の5回コールド勝ちを決めた。
3番から甲子園経験者の角田、櫻井、高橋、和田がずらりと並んだ強力打線。一回り目は相手のサイドスローの井上陽斗の前に苦しんだがしっかりと対応した。
この4人は上級生としての自覚が芽生え、プレーだけではなく、目配りの面でもチームを引っ張っている。和田、櫻井は合間を見てほかの野手にポジショニングの指示をしたりと、次のプレーを予測した声かけを行い、角田もポジショニングの指示だけではなく、少し嫌な流れがきたと思う場面については咄嗟に投手を励ますなど、気配りができていた。高橋もセンターの守りについてライト、レフトの1年生2人を引っ張り、走塁面の意識も高まってきた。
次は市立船橋と県立船橋の勝者と対戦と苦しい戦いが続く習志野。ただ試合運びを見ると、次の試合でも地力の高さを発揮してくれそうだ。
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