2018年春夏連覇の大阪桐蔭メンバーの現在地!
現在は中日に入団し、日々奮闘している根尾昂(大阪桐蔭)
大阪桐蔭の春夏連覇から早一年。昨年のドラフトでは、根尾昂、藤原恭大、横川凱、柿木蓮の4人をプロの世界に輩出し、全国屈指の名門校として野球界を盛り上げてくれている。
そんな春夏連覇を達成した大阪桐蔭の主なメンバーの進路などの現在地を見て行きたい。
柿木蓮 北海道日本ハムファイターズ
小泉 航平 NTT西日本
石川瑞貴 ホンダ鈴鹿
山田健太 立教大
中川 卓也 早稲田大
根尾昂 中日ドラゴンズ
宮﨑 仁斗 立教大
藤原 恭大 千葉ロッテマリーンズ
青地 斗舞 同志社大
横川 凱 読売ジャイアンツ
井坂 太一 日本体育大
道端晃大 同志社大
史上初の同校2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭は、藤原、根尾に加え、柿木、横川の2人もドラフト指名を受け、同一高校から4選手が指名されるのは2001年の日大三(東京)などと並び歴代最多となった。だが、プロには進まなかった他の選手も名門と呼ばれる大学や社会人の名門と呼ばれるチームに進み、さらなるレベルアップに励んでいる。
ロッテに進んだ藤原は開幕スタメンを勝ち取り、根尾とともにフレッシュオールスターに選出されるなど、レベルアップを進めているが、活躍を見せるのはプロに進んだ選手だけでない。立教大に進んだ宮崎は春季リーグ最多の6盗塁を記録。同じく立教大に進んだ山田は1年春から4番打者として躍動し、リーグ4位の打率.375をマークした。
活躍を見せるのは高校時代から活躍していた彼らだけではない。高校時代に最後の夏をスタンドで過ごした道端晃大は指定校推薦で同志社大に進学。左の中継ぎとして首脳陣にアピールすることができ、1年春の序盤で早々にベンチ入りを勝ち取った。この春は7試合に登板し、10回2/3を投げて自責点1とチームに欠かせない活躍を見せている。
高校時代に活躍し、注目を集めていた選手だけでなく、スタンドで過ごした選手でも、関西私学の雄同志社大学に進学し、活躍を見せることができていることに、大阪桐蔭というチームの指導力の高さを垣間見ることができる。
今後も、大阪桐蔭の現役選手だけでなく、卒業生たちの活躍に注目していきたい。