昨秋の六大学覇者・法政大学からプロ志望届けを提出した5選手
2019年のドラフトも日に日に近づいている。大学生は13日の段階で37名がプロ志望届を提出した。その中には、昨秋の六大学野球リーグを制した法政大の選手たちもいる。
法政大の選手たちで、13日時点でプロ志望届を提出したのは以下の5名。
内沢 航大
福田 光輝
安本 竜二
宇草 孔基
舩曳 海
なかでも安本は今年の大学日本代表メンバー。そして船曳は4年前の高校日本代表の選手の1人。さらに宇草に関しては高校と大学の2つのカテゴリーで代表に選出された実力者である。
宇草孔基
▼2019年のプロ志望届提出者
宇草孔基(常総学院出身)
茨城の名門・常総学院で大型二塁手として3年間プレー。甲子園ベスト8の成績を残して高校日本代表に選出。法政大へ進んだ後も順調に成長しつづけ、今春のリーグ戦では.339の打率を残してベストナインを獲得。大学日本代表にも選出された注目選手である
安本竜二(静岡出身)
高校時代は静岡でプレーして甲子園を経験。法政大へ進学すると、2年生の春に初めてリーグに出場したが、3年生まで規定打席に到達せず。しかし今春のリーグ戦で規定打席に到達して、打率.362をマークして宇草とともにベストナインを受賞。その後、大学日本代表へ初選出された急成長株である。
船曳海(天理出身)
奈良の名門・天理出身。最後の夏は甲子園に出場するものの、初戦の創成館に敗れる。その後は高校日本代表にも選ばれ最多得点を記録して準優勝に貢献。法政大へ進んだ後も武器の俊足と抜群のバットコントロールで活躍した。
福田光輝(大阪桐蔭出身)
大阪桐蔭出身で、2014年の第96回大会の優勝メンバーの1人。法政大進学後は1年生の春からリーグ戦に出場。だが、なかなか結果を残すことが出来ず2年生の秋に規定打席に到達。そこから出場機会を着実に増やし、今春のリーグ戦では.354をマークした。
内沢航大(八戸工大一出身)
高校時代は甲子園に行くことはできず、全国での経験はなかったが1年生の春からリーグ戦に登板。その時に最速145キロをマークして能力を高さを見せる。その後も登板を重ね、現在は1メートル95センチの長身を生かした角度のあるボールを投げ込み、最速は147キロをマークする本格派投手。
▼近年のプロ志望届提出者
2018年 向山基生(NTT東日本)
中山翔太(東京ヤクルトスワローズ)
菅野秀哉(東京ガス)
森田駿哉(Honda鈴鹿)
2017年 長谷川裕也(JR東日本東北)
2016年 金子凌也(Honda鈴鹿)
2015年 畔上翔(Honda鈴鹿)
2014年 石田健大(横浜DeNAベイスターズ)