奥川、韮澤がベストナイン、西が最多本塁打を受賞!日本からは3人が表彰される!
ベストナインを受賞した選手たち
9月8日、第29回 WBSC U-18 ワールドカップスーパーラウンドは決勝戦が行われ、チャイニーズタイペイがアメリカを破り、9年ぶり3度目の優勝を果たした。
その後、閉会式が行われ、大会ベストナインが発表された。
先発投手 :奥川恭伸(日本)
リリーフ投手:アレハンドロ・ロサリオ(アメリカ)
キャッチャー:フアン・ゴンザレス(スペイン)
ファースト :韮澤雄也(日本)
セカンド :キム・ジチャン(韓国)
サード :ワン・シュンホ(チャイニーズタイペイ)
ショート :オースティン・ゴム(カナダ)
外野手 :ダリル・コリンズ(オランダ)、ロバート・ハッセル(アメリカ)、ピート・クローアームストロング(アメリカ)
指名打者 :タイラー・ソダーストロム(アメリカ)
日本からはカナダ戦で快投を見せた奥川恭伸(星稜)が先発投手として選出。さらに、野手からは一塁手部門で韮澤雄也(花咲徳栄)が選ばれた。ちなみに最多選出はアメリカの4人。優勝を決めたチャイニーズタイペイからは三塁手部門でワン・シュンホが唯一選出された。
そして個人タイトルは以下の選手たちが受賞した。
首位打者 :キム・ジチャン(韓国) 打率.531
最優秀防御率 :カイル・ハリソン(アメリカ) 防御率0.00
最多勝投手投手 :アレハンドロ・ロサリオ(アメリカ) 3勝0敗
最多打点 :ロバート・ハッセル(アメリカ) 14打点
最多本塁打 :西純矢(日本) 2本塁打
最多盗塁 :キム・ジチャン(韓国) 9盗塁
最多得点 :ロバート・ハッセル(アメリカ) 13得点
最優秀守備 :キム・ジチャン(韓国)
日本からは唯一、西が最多本塁打を受賞した。南アフリカ戦で2本の本塁打を放ち見事受賞したが、ピッチャーとしても活躍。投打の中心選手として大車輪の活躍だった。また、キム・ジチャン(韓国)とロバート・ハッセル(アメリカ)が最多3つのタイトルを受賞した。
これをもって8月30日から開幕した熱戦はこれで幕を閉じた。次は2年後の2021年にフロリダで開催される。さらに次回大会から7イニング制となる。5位で終わった悔しさは2年後に晴らせるか。そして悲願の世界一は次こそ達成されるか。再び2年間の準備期間に入る。
【受賞選手のコメント】
奥川:タイトルが取れたのは嬉しいですが、自分は1試合しか投げていないですし、もっと投げている投手もいるので、なんだか申し訳ない気持ちです。
西:まさかこのようなタイトルを取れるとは思いませんでした。今後は投手としてのタイトルを取れる選手になりたいと思います。
韮澤:一塁手の受賞は全く予想していませんでした。守備は守れていないので、おそらくミート力や三振をしないことが評価されたと思います。これから一塁手をやることがあると思いますので、この経験は本当に生きると思います。