アメリカの5年連続10度目か。それともチャイニーズタイペイの9年ぶり3度目の優勝か?決勝戦、3位決定戦のポイント!
アメリカナイン
9月8日、第29回 WBSC U-18 ワールドカップスーパーラウンドは決勝戦・3位決定戦が行われる。そんな2試合の見所を紹介したい。
3位決定戦 韓国vsオーストラリア
一次ラウンドでも対戦しており、その時はオーストラリアが1対0で勝利している。韓国打線を抑えたウエイトは登板可能で、5日のアメリカ戦で好投を見せた技巧派左腕・マッカラムも控えている。
韓国は今大会最多安打の2番・キムジチャンや、2本塁打のパク・ジュホンの活躍がカギを握っている。また、投手は総動員で、勝利を目指していきたい。
決勝 チャイニーズタイペイvsアメリカ
両チームは大会前の強化試合で3試合行い、さらにオープニングラウンドでも勝負しており、これが5試合目の直接対決となる。
7日のカナダ戦では50球以上投げたのは2人おり、東北楽天の育成枠で契約をしているワン・ヤンチェンは69球投げており、決勝戦では登板不可能。やりくりをしながら、継投することになりそうだ。また、アメリカも158キロ右腕・アレサンドロ・ロサリオは103球投げており、同じく決勝戦では登板不可となり、エース格として期待されたエイブルも不調。打撃面は状態を挙げているとはいえ、不安点は多くある。
そう考えると、今回の決勝戦は打撃戦が予想されそうだ。
アメリカが優勝すれば、5連覇で通算10度目の優勝、チャイニーズタイペイが優勝すれば、2010年以来、3度目の優勝となる。
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