「豪華3本柱」そろえる鳴門渦潮が大本命か? 第72回徳島県高等学校野球選手権秋季大会組み合わせ決まる!

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2019.09.07

優勝候補大本命の鳴門渦潮主将・稲葉柊(2年・遊撃手)

参加校は29チーム30校

 2019年・富岡西の春、鳴門の夏から秋に飛び出すのは誰か~9月5日(木)15時より「第72回徳島県高等学校野球秋季大会」組み合わせ抽選会が、徳島県徳島市の「徳島県教育会館」にて行われた。

 今大会は連合1チーム(吉野川・阿波西)を含む30校29チームが参加し、徳島阿南市のJAアグリあなんスタジアムで9月16日(月・祝)に開幕、以後は徳島県鳴門市のオロナミンC球場を会場に加えて土・日・祝日に試合を行い、順調に日程を消化できれば準々決勝は9月28日(土)に2会場で、準決勝は10月5日(土)にオロナミンC球場で、そして決勝戦<12時半開始>・3位決定戦<9時半時開始>は翌10月6日(日)にオロナミンC球場で開催されることになっている。

 抽選会では、まず中央Aブロック2位扱いとなった甲子園出場校・鳴門に、新人Aブロック大会優勝の城西。中央Bブロック大会優勝の鳴門渦潮・準優勝の徳島北。西部ブロック優勝の脇町・準優勝の池田辻。南部ブロック優勝の小松島西・準優勝の阿南工・阿南光の計8校が参加した「令和元年度徳島県新人中央大会」の結果を踏まえ、シード順を決定。

 同大会は決勝戦・3位決定戦が日程の都合上、打ち切りとなったため、まずは徳島北鳴門渦潮との間で抽選を行い、徳島北が第1シード、鳴門渦潮が第2シード扱いに。続いて準決勝で敗退した池田辻阿南工・阿南光との間で抽選を行い、お互い勝ち進めば鳴門渦潮と準決勝で対戦する第3シードを阿南工・阿南光・同じく勝ち進めば準決勝で徳島北と対戦する第4シードを池田辻に定めた上で、残る26校25チームが予備抽選順にくじを引いた。



鳴門の新主将に就任した田口史樹(2年・遊撃手)

本命・鳴門渦潮の優位は動かないか

 では、抽選結果を踏まえ各ブロック別に分析を加えていこう。

 徳島北は主将に就任した最速142キロ右腕・河野 勇真(2年・右投右打・175センチ75キロ・徳島藍住リトルシニア出身)が投打の柱。新人中央大会準決勝・池田辻戦も常時130キロ後半のストレートで押し11奪三振をマークしている。ただ、このブロックには俊足リードオフマン・出葉 丈樹(2年主将・遊撃手・164センチ56キロ・右投左打・美馬市立江原中出身)がいる脇町、侍ジャパンU-18代表アシスタントコーチとしての経験をチームに反映させようとする鎌田 智仁監督率いる城北や曲者・城南などが同居し、決して徳島北も安穏としていられない。

 池田辻は敗れたとはいえ徳島北・河野から5点を奪った得点力が持ち味。ただ、ここにも旧チームでも3番を張った主将の田口 史樹(2年・遊撃手・右投左打・170センチ70キロ・徳島東リトルシニア出身)が「新人中央大会では鳴門渦潮に負けているので、切り替えて秋に臨みたい」と話した夏の王者・鳴門と、二塁送球2秒を切る強肩捕手・谷 大哉(2年・180センチ70キロ・右投右打・徳島市瀬戸中出身)を擁する徳島科学技術の勝者、さらに試合巧者の城東が待ち受ける。

 逆ブロックに目を転ずると、やはり注目は最速144キロ右腕・仁木 登真(2年・右投右打・174センチ75キロ・鳴門市鳴門中出身)、最速140キロ右腕・鈴木 連(2年・176センチ73キロ・徳島市加茂名中出身)、130キロ中盤で制球力優れる左腕・德山 一翔(2年・左投左打・176センチ72キロ・海陽町立海陽中出身)の3枚柱を備える鳴門渦潮だ。

 新人大会でもブロック大会から通じて失点は4のみ。「勝つことを最優先にしながら3投手の組み合わせも考えていきたい」と森 恭仁監督も彼らの特性を最大限活かす構えであり、大本命の評価は動かないだろう。

 ただし、春はサイドハンドから135キロを出し存在感を示した松本 佳貴(2年・179センチ70キロ・右投右打・全播磨ヤング硬式野球団<兵庫>出身)が最上級生となった生光学園や、奇しくも昨秋県大会決勝戦のカードとなった徳島商vs川島、同じく3位決定戦のカードとなった池田vs富岡西の勝者も同じブロック。もし、鳴門渦潮が敗れるようなことがあれば、大会の構図は一気に混とんとしてくるだろう。

 さらに、第4シード・阿南工・阿南光にとって最大のライバルは南部ブロック大会決勝戦で4対7と敗れた小松島西。ここにも阿波など潜在能力を持つチームが多く、ベスト4進出校がどこになるかは読みずらい情勢だ。

 来年3月開催の「第92回全国選抜高等学校野球大会」出場校選考の重要な参考資料となる徳島県内で行われる地元開催「令和元年度秋季四国地区高等学校野球大会」への出場権の枠「3」を目指し、激烈な戦いになることは必定。各校にはぜひ、全力の戦いを通じ、昨年の富岡西が見せたような躍進に期待したい。

文=寺下 友徳

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