呼吸しただけで爆笑?! U18代表のムードメーカー・鵜沼魁斗の愛され力
ストレッチを行う鵜沼魁斗
8月25日、U-18日本代表は都内グラウンドにて合宿を行い、約3時間の練習で汗を流した。
代表選手の中で数少ない2年生の一人である鵜沼魁斗(東海大相模)は、守備練習やバッティング練習中にも積極的に声を張り上げてチームを盛り上げた。
代表チームに参加する際には、門馬監督に「誰よりも謙虚に、相模でやっている野球をやってこい」と声を掛けられたことを明かす鵜沼。門馬監督の言葉通り、ここまで明るいキャラクターを活かしてチームのムードメーカーとして大きな存在感を放っている。
「自分は下級生なので、誰よりも先陣を切って練習もやって、とにかくチームの雰囲気が良くなるように心掛けています」
そんな鵜沼のキャラクターは、チームメイトの間でもすっかり定着してようだ。
練習後のストレッチの際には、深呼吸をする鵜沼の表情を見て佐々木朗希をはじめ、チームメイトはみんなニヤニヤ。ストレッチ終了後には大きな笑いとなり、鵜沼は終始チームの笑いの中心にいた。
「本当に意味が分からなかったです(笑)。(深く)呼吸すると苦しくなるのですが、その苦しい顔を見てみんな笑ってきました。でもそれくらいみんな打ち解けているので、良い雰囲気でここまでやれていると思います」
また技術面でも大きな収穫がある。
初めは木製バットへの対応に戸惑いもあったが、永田監督からの打撃指導もありこの日のバッティング練習では鋭い当たりを連発。鵜沼は木製バットへの対応についても、次のように明かす。
「金属は前で捕えたら飛んでいきますが、木製は軸で回転しないと打球が飛びません。木製は軸で回転して、ヘッドを走らせないと飛ばないと永田監督に教わりました」
この日から星稜バッテリーの奥川恭伸、山瀬慎之助が合流し、さらに盛り上がりを見せるU-18日本代表。2年生のムードメーカーが、チームの結束をさらに強める。
(取材=栗崎 祐太朗)
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