明石商の分析を上回るボールを投げ込む履正社の145キロ右腕・岩崎 峻典
8月20日、第101回選手権大会・準決勝、明石商vs履正社の一戦。履正社はエース・清水大成ではなく、2年生右腕・岩崎 峻典が7回まで8奪三振、1失点の好投を見せている。
岩崎は登板した霞ヶ浦戦、高岡商戦と比べても格段に内容は良い。1回裏、来田涼斗に本塁打を打たれたが、その後は素晴らしいピッチング。
ストレートは常時140キロ~145キロと、145キロを何度かマークしており、力のあるストレートを内外角に投げ分けている。さらに130キロ台のカットボール、120キロ台のスライダー、110キロ台のカーブを高低に投げ分けていきながら、曲者揃いの明石商打線を封じる。
明石商は毎試合、徹底とした分析を行っている。もちろん岩崎の分析もしているはずだろう。それでも、これほど苦しんでいるのは想定よりもボールが来ているからだろう。
岩崎はどこまで好投できるのか。
【組み合わせ・応援メッセージ】
■第101回全国高等学校野球選手権大会