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準決勝4チームをチーム成績から分析!そこから見えてくる傾向とは??

2019.08.19

準決勝4チームをチーム成績から分析!そこから見えてくる傾向とは?? | 高校野球ドットコム
成績から見えてきた各チームの色とは? ※提供=共同通信社

 8月6日から開幕し、熱戦が繰り広げられた第101回全国高等学校野球選手権は、準決勝を迎える。ここで準決勝進出4チームのチーム成績を見てみたい。

履正社 
【打撃成績】

145打数53安打 6本塁打32打点 チーム打率.365
打撃成績優秀者
西川 黎  16打数8安打 1本塁打3打点 打率.500
井上 広大 17打数8安打 2本塁打11打点 打率.471
桃谷 惟吹 18打数8安打 2本塁打4打点 打率.444
【投手成績】

36回 被安打39 奪三振32 四死球12 失点16 自責点16 防御率4.00

明石商
【打撃成績】

95打数29安打 3本塁打13打点 チーム打率.305
 打撃成績優秀者
重宮涼  11打数6安打 1本塁打2打点 打率.545
安藤碧  13打数5安打 1本塁打4打点 打率.385
来田涼斗 13打数4安打 0本塁打0打点 打率.308
【投手成績】

28回 被安打24 奪三振18 四死球14 失点11 自責点9 防御率2.89
投手成績優秀者
中森俊介 防御率2.38 11.1回 被安打7 奪三振8 四死球3 自責点3

中京学院大中京
【打撃成績】

104打数 35安打 1本塁打18打点 打率.336
打撃成績優秀者
藤田健斗  12打数6安打  0本塁打2打点 打率.500
二村洸生   8打数4安打  0本塁打3打点 打率.500
小田康一郎  9打数4安打  0本塁打2打点 打率.444
元謙太  12打数5安打  1本塁打4打点 打率.517
井上槙士  12打数5安打  0本塁打2打点 打率.417
【投手成績】

27回 被安打24 奪三振22 四死球11 失点11 自責点10 防御率3.33
投手成績優秀者
不後祐将  16回 18奪三振 被安打16 四死球5 自責点6 防御率3.38

星稜
【打撃成績】

157打数55安打 5本塁打27打点 打率.350
打撃成績優秀者
福本陽生  15打数6安打1本塁打4打点
内山壮真  19打数7安打2本塁打3打点
東海林航介 22打数9安打0本塁打3打点
岡田大響  13打数7安打0本塁打3打点
【投手成績】

41回 被安打18 48奪三振 四死球13 失点5 自責点4 防御率0.87
投手成績優秀者
奥川恭伸 25.1回 被安打8 奪三振35 失点1 自責点0 防御率0.00

 こうしてみると、4チームは投手、野手の成績も優れているのがわかる。打力では履正社が圧倒。4チーム最高のチーム打率.365、最多6本塁打、最多32打点と脅威の打棒ぶり。明石商は接戦で勝ち抜いているのがうかがえる。中京学院大中京は4割越え打者は4校中最多の5名。つながった止まらない打線により東海大相模作新学院と選手権優勝経験チームを2校破っている打線は侮れない。

 優勝候補として期待される星稜は得点も多く、さらに失点も少ないという横綱野球を実践。奥川恭伸だけではなく、奥川以外の成績も優秀なのも見逃せない。

 成績面を見ても優秀な4チーム。やはり準決勝はハイレベルな戦いが期待できそうだ。

【組み合わせ・応援メッセージ】
第101回全国高等学校野球選手権大会

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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